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石のつぶやき108 朝三暮四は、猿芝居 [平成阿房伝]

1月22日(金)10  時事通信


朝三暮四は「すぐ変わること」?=鳩山首相、朝令暮改と勘違い

 鳩山由紀夫首相が22日午前の衆院予算委員会で、中身は同じなのに巧みに変化があったようにごまかすことを意味する故事成語「朝三暮四」を、命令がころころと変わることを表す「朝令暮改」と勘違いし、質問した自民党の茂木敏充幹事長代理から言葉の由来と正しい意味について「講義」を受ける一幕があった。

 茂木氏は、政府が今年度の第1次補正予算で凍結した財源を第2次補正に回したことを批判した際、「朝三暮四という言葉をご存じか」と質問。これに対し、首相は「知っている。朝決めたことが、夜すぐに変わるという意味、物事をあっさり変えてしまうことだ」と自信たっぷりに答えたが、茂木氏に「それは朝令暮改」とすかさず切り返され、出席者の失笑を買った。

 朝三暮四は、宋の狙公が飼っていたサルに木の実を「朝三つ、暮れに四つ与える」と告げたところ、サルが不満を示し、狙公が「朝四つ、暮れ三つ」と言い換えるとサルが喜んで受け入れたという故事に由来する。 

ふたこと:猿の浅知恵とはこのことをいうのだろう。人を貶める卑しい手怯でしかない。首相の無知を全国民の前にさらけ出したいという悪意でもある。読み間違いではないのだ。教養ある大学出なら当然知っているべきであるが、悲しいことに忘れるのである。それを失笑した人がいたら、シナリオがあったということだ。これを猿芝居という。
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