5 2009年キノコ日誌 [息子と暮らせば]
2009年キノコ日誌
9月19日(土)晴
10時頃おきる。3時過ぎからあまり寝ていない。二日酔いはたいしたことはないが、調子が悪い。
近くを散歩する。キノコが生えていそうなところを歩くが全くない。唯一 ホコリタケ。
9月20日(日)晴
A氏と山へ。縄を張りにだ。マツタケ山を落とした後、境界の縄を張るのが例年の行事。
山は無惨な姿である。乾燥しきっていてキノコは皆無である。こんな山は初めてだ。湿ったところで2本小さなキノコ、キツネタケか、それだけだった。盆頃からまともに降っていない、Ⅰ週間前に降ったが何の影響もなかった。今年の山はどんな景色を見せてくれるだろうか。
9月25日(金)晴
30度以上になった。昼から山を覗く。1時間もかからないと水も持たないで行く。相変わらず何もない。あの雨では何の影響もない。
そうだ、あの堰堤を見に行くかという気になった。すぐそこにあると錯覚していた。いつも歩いているところからそれほど離れた場所ではないと踏んでいたのだ。ずんずん入って行くもなかなか正体をあらわさない。湿ったところも乾いたところもキノコの姿は全くない。かなり歩いたところに堰堤があった。そこから引き返すつもりであったが、そこにある地図で確かめると山道まで500メートルもない。なら行ってみない手はない。そこから少し行くと急な勾配になる、それがずっと続く。もういい加減にしろといいたくなるほど歩く。道も定かではない。
尾根を歩いてやっと山道に出る。どの山から降りるか、悩んでもとの山から下りるルートにする。距離感覚がまるで違う。やっぱり衰えているのか。かなり歩いて沢沿いに降りようとしてこのあたりのはずと思っても水の音がしない。どんどん下がる。ここと思いつつも自信がないのでどんどん下る。どうも行きすぎたと思ったところでもとの山方面に入る。さっぱり分からないところだった。また少し降りるとああここかという場所に出た。左か右か、どちらをとれば良いか計算する。右をとる。山ではこのように歩かされることがある。これが山であり、惑わせる山女がいる。
9月29日(火)曇
雨の予報が続いたが一向に降らない。雨に備えて落ち葉を掃く。
栗が順調に落ちてくる。この3日で60個近く。柿はひどい、小さくて病気になっている。不作だろう。もらった枝豆を配る。
10月1日(木)晴
11時頃までだらだら寝て山に出かける。二日酔いだがそれほどでもない。ところが山を歩くと耐えきれなくなってくる。坂になると怖ろしく辛い。休み休み行く。よく入る山からはいるのを躊躇する。まだ濡れている。勇気を振り絞り入ることにする。少し歩むが辛い、こんなつらさは初めてだ。這々の体で急斜面を登り終える。途中吐きそうになり吐くが何も出ない。
山は何もなく、キノコのキもない。それでもマツタケの出ていたところに削り取ったあとがある。シカかイノシシの仕業であろう。全くキノコがないので諦めて降りることにする。思い直して最後の階段をチェックする。一番下に小指ほどのマツタケ、隣はマツタケが抜けたあと、小さいながら出ていた。他のキノコは全くない。
10月3日(土)晴
山へ。酒は少し残っているが、この前よりはましだ。また同じ山から登る。キノコは同じく全くない。残しておいた最後の階段をチェック。カタツムリに少し食われたのが1本。あとは全く音沙汰なし。他のルートのかかりの岩場にも行くが、気配はない、諦めて降りることにする。谷の岩場にさしかかりすっと渡ろうとしたが、すってんころり、ケータイが水の中につかって飛び上がってくる。前に転んだので良かった。手をつくことができた。初めてのことだ、岩場で滑ったのは。濡れた岩場気をつけるべし。
10月4日(日)晴
10時頃B君と山へ。コースを踏破するが、キノコは2本だけ。これだけどこにもキノコが見つからないのは変である。雨が降ってから1週間も経っているし、途中でも降っている山も湿っている。なぜ、なぜ、ということだ。3時半頃帰る。
10月5日(月)晴
いつもの山から上がる。3時頃飲んだので二日酔いかと思ったが、たいしたこと無かった。日本酒はやはりだめだ。だから焼酎とウイスキーにした。しかしこのような生活はやめなければならない。血液検査をするべきだが、怖い結果が待っているようなので先送りしたい。
上の方でアミタケ3枚。名の分からぬいつもフェアーリングを描くキノコ少々。1本も出ていなかった。
10月9日(金)晴
9時過ぎに山に行く。昨日酒を3週間ぶりに抜いたのでいつも通り眠れなかった。二日酔いなら10時以降になる。
昨日の台風で道は荒れて木々が道路を塞いでいたのだろう。取り除いてあった。濁流の痕、砂や泥が道路にあふれているところがあった。沢の水が増えて渡るのが大変だった。
松笠に生える小さなキノコが大量に生えているだけ、あと1種類2本。あとは相変わらず。マツタケの音沙汰は遠い。土を押さえれば反応があるはずが、全くない。
最後の栗を拾う、台風のあとだから。
10月15日(木)晴
2度寝して9時過ぎに起きる。10時前に山へ。色々考えたが、いつもの山からはいる。
いつものルートから尾根に上がり、アブラシメジの群生地を確認に行く。全く何も生えていない、どんなキノコもない。マツカサに生えていたキノコは跡形ももなく消滅。
マツタケのでるところは指で押さえるも、手応えなし。
人が入っている。キツネノチャブクロがひっくり返っている。
鳥の羽がまき散らされている。行きにはなかった、何の仕業か不可思議である。
10月17日(土)晴のち雨のち晴のち雨
9時半にA氏と山へ。
違うルートから入る。キノコは相変わらず生えていない。ムキタケが一つ。小さい。これは夏の終わりに大量にでる。階段状のところににいつもの小さなのが一つ。キノコはない。しばらく行くと食べられたのが1本。
谷の途中に1本、A氏見つける。
谷から上がった蜂の巣がある(今年から)ところに食べたあと1。
次の木場は何もなし。
ニンギョウダケに似たキノコが2本、ツルダケが1。
途中雨が降る。
雑タケが相変わらず生えていない、菌が8月までの雨で流れてしまった。落ち葉が流されている。あと十日ででないと怖いことになる。
10月19日(月)晴
いつもの山へ。途中から上がれないかといつもの手前から登ることにする。道らしきものに沿っていくも無くなる。背の高くなったウラジロをかき分けての直登。這々の体で何とか尾根にでる。30分もかけていつもの途中にでる。気力が失せた。
アブラシメジも全く影形もない。奥の階段もさっぱり。イグチ類が固まって5本ぐらい生える。
つぎのところのコケの階段に小さなのが1本。後はなく、いつもでるところにイノシシが掘っている。2センチぐらいのが土の中に隠れている。最後の階段に小さな小さな1本。残しておく。1週間はかかるだろう、地面から顔を出すのに。二つの木場を無理してみる。相変わらず全くでていない。この前でていた1本のところも次がない。もう他を回る気持ちはなくなった。山を下りる。
雨の降る予定もない、不作というより山に異常が発生している。
10月22日(木)晴
A氏と山へ。違う道から。
相変わらずキノコの生えてない山模様だ。もちろんマツタケもない。途中でA氏、立派なのが1本。
谷の手前、小さな1本。
この前のところでA氏2本。
最後のところで2本。
10月23日(金)晴
いつもの山へ。途中から登るも前と同じところに出る。仕方なくいつもの入り口から登る。何もない。アブラシメジが少し、2,3本。
どこも何もない。奥でいつもとれるところが全く今年は出ていない。よく見ると松が枯れていた。また木場が消えた。
いつもの山の下がり、3本。
最後の階段1。その上1。
尾根を歩く。キノコはまるでなし。歩いているといきなりましな道に出る。シカもいた。歩いてみると、どうも違う道に入ったようだ。歩けば歩くほどその道以外なかった。
後は全くなし。
10月25日(日)曇
なにもない、アミタケ少々。
一昨日あったヤマイグチがきれいになくなっていた。ということは誰かが食べた。シカか、イノシシか?他のキノコも食べなければならなくなったのか、初めて見る光景だ、ドングリは豊作なのだが・・・。
10月27日(火)晴時雨
A氏と山へ。谷に出るまで全くない。いつも出るところで小さな一つ。その下を探ると3本。その高さを歩いていくと梨に似たのが一つ落ちている。梨にしては小さいがそれを試食する。梨であった。こんなところに梨はない。闖入者が落としたのかと訝ったが、梨の木があった。まだもう一つ木になっている。そこにマツバハリタケ、それにマツタケがあるある。斜面の下にあった。
最後の岩場に1本、初めて出る。
10月28日(水)晴
当然いつも行く山にも生えていると信じていく。上がった右の階段、その上の尾根、最後の階段も一本もなかった。何も出ていない。
山道の最初、見ていないところを見ると道と岩場の間の階段状のところに1本、よく見るとクロカワ2枚。岩場から南の階段を見ると小さいのが1本。
途中から沢に向かって横切っていこうとしたが、マツは全くなくなり怖ろしい傾斜になっていた。何とか降りるとダムの下に出た。道は流され途中で切れていた。その上をまた登る。五葉松の苗がいっぱい。キノコは全くない。尾根伝いに上がると予想通りの場所に出る。
疲れたので帰ることにする。
10月29日(木)晴
たばこを仕入れて山へ。
今年初めての谷ルート、ダムに思ったより早く到達。出そうなマツの林に目星をつけて登る。良い林があったが全く出ていない。続きを上に行くともう古い木々しか生えていない。植林されているところはなく、いつも上がるところに出る。いつもは見ないが少しチェックを入れるも全くだめ。
谷コースに戻り逆走する。梨の木の下に2本、少し離れたところに1本。最後の島を見ていくことにする。全くなかった。続けて生えることがない、梨の木の下だけだ。これ以上いたって仕方ないのでおりることにする。
10月31日(土)晴
予定していなかったが山へ行く。上がった尾根に1本、振り返ると2本。遠い下りまで見に行く。開いた小さなカサ、珍しい。シカとイノシシとの競争なので開き(ヒラキ)は滅多にお目にかかれない、殆どがコロである。
アブラシメジ少々。アミタケ少々。シメジのでるところから階段を上がっていくとくろこ(クロカワ)が見える、まわりにもきれいなのが2枚。後は全くない。
11月2日(月)晴時々雨強風
寒い。A氏、C氏と山へ。
谷から山道へ。シロシメジ、アミタケ少々。マツタケは全くない。最後の岩場の手前に1本。C氏に進呈。降り口にキシメジ。いよいよ終わりの様相を呈してきた。
11月4日(水)晴
9時半頃山へ。何もない、アブラシメジが少々、後はない。最後の山を下りる階段でいつも見ない隅に開いたのが1枚。階段状のところではキシメジが食べられている。とうとういろいろなキノコに手を出したのだ、シカだろう、この喰い方は。
11月9日(月)霧後晴
霧がすごい、曇なので霧が晴れるのは遅くなるだろう。霧に濡れての山はイヤだなーと思って9時半頃でかける。
山はあまり濡れていない。いつものルートから登る。何もない。アブラシメジは少し。 シメジが出ていた。スープとシメジご飯にはなる量だ。もう一カ所は全く音沙汰がない。奥に行くも何のキノコもない。
シロシメジ1枚。最後のところ、今年初めて岩場を覗く。降りる岩場の下で開き1枚。 キシメジもほとんどでない。
11月10日(火)曇のち雨
3時までもちそうなので山へ。ダムから上る。いい生えはあるが全くない。がんばって岩場を上がったり下がったり、でも何もない。一番遠い尾根からいつもの道に戻った。
11月12日(木)晴
いつもの山へ。何もない。
11月15日(日)晴
いつもの山へ。斜面のツツジの茂みに1本。アミタケ、キシメジが生えてきた。
夕方、友来る。
11月18日(水)曇のち晴
B君と山へ。やはりキノコはなかった。最後の砂地の斜面にクロカワ5枚ほど。
ほかはなかった。
11月26日(木)晴
山へ。先週までキノコは出ていた。まだありやなしか、を確認に。キシメジ1本、スミゾメシメジ(訂正シモフリシメジ)1本。あとは何もない。
これにてキノコ狩り終了
9月19日(土)晴
10時頃おきる。3時過ぎからあまり寝ていない。二日酔いはたいしたことはないが、調子が悪い。
近くを散歩する。キノコが生えていそうなところを歩くが全くない。唯一 ホコリタケ。
9月20日(日)晴
A氏と山へ。縄を張りにだ。マツタケ山を落とした後、境界の縄を張るのが例年の行事。
山は無惨な姿である。乾燥しきっていてキノコは皆無である。こんな山は初めてだ。湿ったところで2本小さなキノコ、キツネタケか、それだけだった。盆頃からまともに降っていない、Ⅰ週間前に降ったが何の影響もなかった。今年の山はどんな景色を見せてくれるだろうか。
9月25日(金)晴
30度以上になった。昼から山を覗く。1時間もかからないと水も持たないで行く。相変わらず何もない。あの雨では何の影響もない。
そうだ、あの堰堤を見に行くかという気になった。すぐそこにあると錯覚していた。いつも歩いているところからそれほど離れた場所ではないと踏んでいたのだ。ずんずん入って行くもなかなか正体をあらわさない。湿ったところも乾いたところもキノコの姿は全くない。かなり歩いたところに堰堤があった。そこから引き返すつもりであったが、そこにある地図で確かめると山道まで500メートルもない。なら行ってみない手はない。そこから少し行くと急な勾配になる、それがずっと続く。もういい加減にしろといいたくなるほど歩く。道も定かではない。
尾根を歩いてやっと山道に出る。どの山から降りるか、悩んでもとの山から下りるルートにする。距離感覚がまるで違う。やっぱり衰えているのか。かなり歩いて沢沿いに降りようとしてこのあたりのはずと思っても水の音がしない。どんどん下がる。ここと思いつつも自信がないのでどんどん下る。どうも行きすぎたと思ったところでもとの山方面に入る。さっぱり分からないところだった。また少し降りるとああここかという場所に出た。左か右か、どちらをとれば良いか計算する。右をとる。山ではこのように歩かされることがある。これが山であり、惑わせる山女がいる。
9月29日(火)曇
雨の予報が続いたが一向に降らない。雨に備えて落ち葉を掃く。
栗が順調に落ちてくる。この3日で60個近く。柿はひどい、小さくて病気になっている。不作だろう。もらった枝豆を配る。
10月1日(木)晴
11時頃までだらだら寝て山に出かける。二日酔いだがそれほどでもない。ところが山を歩くと耐えきれなくなってくる。坂になると怖ろしく辛い。休み休み行く。よく入る山からはいるのを躊躇する。まだ濡れている。勇気を振り絞り入ることにする。少し歩むが辛い、こんなつらさは初めてだ。這々の体で急斜面を登り終える。途中吐きそうになり吐くが何も出ない。
山は何もなく、キノコのキもない。それでもマツタケの出ていたところに削り取ったあとがある。シカかイノシシの仕業であろう。全くキノコがないので諦めて降りることにする。思い直して最後の階段をチェックする。一番下に小指ほどのマツタケ、隣はマツタケが抜けたあと、小さいながら出ていた。他のキノコは全くない。
10月3日(土)晴
山へ。酒は少し残っているが、この前よりはましだ。また同じ山から登る。キノコは同じく全くない。残しておいた最後の階段をチェック。カタツムリに少し食われたのが1本。あとは全く音沙汰なし。他のルートのかかりの岩場にも行くが、気配はない、諦めて降りることにする。谷の岩場にさしかかりすっと渡ろうとしたが、すってんころり、ケータイが水の中につかって飛び上がってくる。前に転んだので良かった。手をつくことができた。初めてのことだ、岩場で滑ったのは。濡れた岩場気をつけるべし。
10月4日(日)晴
10時頃B君と山へ。コースを踏破するが、キノコは2本だけ。これだけどこにもキノコが見つからないのは変である。雨が降ってから1週間も経っているし、途中でも降っている山も湿っている。なぜ、なぜ、ということだ。3時半頃帰る。
10月5日(月)晴
いつもの山から上がる。3時頃飲んだので二日酔いかと思ったが、たいしたこと無かった。日本酒はやはりだめだ。だから焼酎とウイスキーにした。しかしこのような生活はやめなければならない。血液検査をするべきだが、怖い結果が待っているようなので先送りしたい。
上の方でアミタケ3枚。名の分からぬいつもフェアーリングを描くキノコ少々。1本も出ていなかった。
10月9日(金)晴
9時過ぎに山に行く。昨日酒を3週間ぶりに抜いたのでいつも通り眠れなかった。二日酔いなら10時以降になる。
昨日の台風で道は荒れて木々が道路を塞いでいたのだろう。取り除いてあった。濁流の痕、砂や泥が道路にあふれているところがあった。沢の水が増えて渡るのが大変だった。
松笠に生える小さなキノコが大量に生えているだけ、あと1種類2本。あとは相変わらず。マツタケの音沙汰は遠い。土を押さえれば反応があるはずが、全くない。
最後の栗を拾う、台風のあとだから。
10月15日(木)晴
2度寝して9時過ぎに起きる。10時前に山へ。色々考えたが、いつもの山からはいる。
いつものルートから尾根に上がり、アブラシメジの群生地を確認に行く。全く何も生えていない、どんなキノコもない。マツカサに生えていたキノコは跡形ももなく消滅。
マツタケのでるところは指で押さえるも、手応えなし。
人が入っている。キツネノチャブクロがひっくり返っている。
鳥の羽がまき散らされている。行きにはなかった、何の仕業か不可思議である。
10月17日(土)晴のち雨のち晴のち雨
9時半にA氏と山へ。
違うルートから入る。キノコは相変わらず生えていない。ムキタケが一つ。小さい。これは夏の終わりに大量にでる。階段状のところににいつもの小さなのが一つ。キノコはない。しばらく行くと食べられたのが1本。
谷の途中に1本、A氏見つける。
谷から上がった蜂の巣がある(今年から)ところに食べたあと1。
次の木場は何もなし。
ニンギョウダケに似たキノコが2本、ツルダケが1。
途中雨が降る。
雑タケが相変わらず生えていない、菌が8月までの雨で流れてしまった。落ち葉が流されている。あと十日ででないと怖いことになる。
10月19日(月)晴
いつもの山へ。途中から上がれないかといつもの手前から登ることにする。道らしきものに沿っていくも無くなる。背の高くなったウラジロをかき分けての直登。這々の体で何とか尾根にでる。30分もかけていつもの途中にでる。気力が失せた。
アブラシメジも全く影形もない。奥の階段もさっぱり。イグチ類が固まって5本ぐらい生える。
つぎのところのコケの階段に小さなのが1本。後はなく、いつもでるところにイノシシが掘っている。2センチぐらいのが土の中に隠れている。最後の階段に小さな小さな1本。残しておく。1週間はかかるだろう、地面から顔を出すのに。二つの木場を無理してみる。相変わらず全くでていない。この前でていた1本のところも次がない。もう他を回る気持ちはなくなった。山を下りる。
雨の降る予定もない、不作というより山に異常が発生している。
10月22日(木)晴
A氏と山へ。違う道から。
相変わらずキノコの生えてない山模様だ。もちろんマツタケもない。途中でA氏、立派なのが1本。
谷の手前、小さな1本。
この前のところでA氏2本。
最後のところで2本。
10月23日(金)晴
いつもの山へ。途中から登るも前と同じところに出る。仕方なくいつもの入り口から登る。何もない。アブラシメジが少し、2,3本。
どこも何もない。奥でいつもとれるところが全く今年は出ていない。よく見ると松が枯れていた。また木場が消えた。
いつもの山の下がり、3本。
最後の階段1。その上1。
尾根を歩く。キノコはまるでなし。歩いているといきなりましな道に出る。シカもいた。歩いてみると、どうも違う道に入ったようだ。歩けば歩くほどその道以外なかった。
後は全くなし。
10月25日(日)曇
なにもない、アミタケ少々。
一昨日あったヤマイグチがきれいになくなっていた。ということは誰かが食べた。シカか、イノシシか?他のキノコも食べなければならなくなったのか、初めて見る光景だ、ドングリは豊作なのだが・・・。
10月27日(火)晴時雨
A氏と山へ。谷に出るまで全くない。いつも出るところで小さな一つ。その下を探ると3本。その高さを歩いていくと梨に似たのが一つ落ちている。梨にしては小さいがそれを試食する。梨であった。こんなところに梨はない。闖入者が落としたのかと訝ったが、梨の木があった。まだもう一つ木になっている。そこにマツバハリタケ、それにマツタケがあるある。斜面の下にあった。
最後の岩場に1本、初めて出る。
10月28日(水)晴
当然いつも行く山にも生えていると信じていく。上がった右の階段、その上の尾根、最後の階段も一本もなかった。何も出ていない。
山道の最初、見ていないところを見ると道と岩場の間の階段状のところに1本、よく見るとクロカワ2枚。岩場から南の階段を見ると小さいのが1本。
途中から沢に向かって横切っていこうとしたが、マツは全くなくなり怖ろしい傾斜になっていた。何とか降りるとダムの下に出た。道は流され途中で切れていた。その上をまた登る。五葉松の苗がいっぱい。キノコは全くない。尾根伝いに上がると予想通りの場所に出る。
疲れたので帰ることにする。
10月29日(木)晴
たばこを仕入れて山へ。
今年初めての谷ルート、ダムに思ったより早く到達。出そうなマツの林に目星をつけて登る。良い林があったが全く出ていない。続きを上に行くともう古い木々しか生えていない。植林されているところはなく、いつも上がるところに出る。いつもは見ないが少しチェックを入れるも全くだめ。
谷コースに戻り逆走する。梨の木の下に2本、少し離れたところに1本。最後の島を見ていくことにする。全くなかった。続けて生えることがない、梨の木の下だけだ。これ以上いたって仕方ないのでおりることにする。
10月31日(土)晴
予定していなかったが山へ行く。上がった尾根に1本、振り返ると2本。遠い下りまで見に行く。開いた小さなカサ、珍しい。シカとイノシシとの競争なので開き(ヒラキ)は滅多にお目にかかれない、殆どがコロである。
アブラシメジ少々。アミタケ少々。シメジのでるところから階段を上がっていくとくろこ(クロカワ)が見える、まわりにもきれいなのが2枚。後は全くない。
11月2日(月)晴時々雨強風
寒い。A氏、C氏と山へ。
谷から山道へ。シロシメジ、アミタケ少々。マツタケは全くない。最後の岩場の手前に1本。C氏に進呈。降り口にキシメジ。いよいよ終わりの様相を呈してきた。
11月4日(水)晴
9時半頃山へ。何もない、アブラシメジが少々、後はない。最後の山を下りる階段でいつも見ない隅に開いたのが1枚。階段状のところではキシメジが食べられている。とうとういろいろなキノコに手を出したのだ、シカだろう、この喰い方は。
11月9日(月)霧後晴
霧がすごい、曇なので霧が晴れるのは遅くなるだろう。霧に濡れての山はイヤだなーと思って9時半頃でかける。
山はあまり濡れていない。いつものルートから登る。何もない。アブラシメジは少し。 シメジが出ていた。スープとシメジご飯にはなる量だ。もう一カ所は全く音沙汰がない。奥に行くも何のキノコもない。
シロシメジ1枚。最後のところ、今年初めて岩場を覗く。降りる岩場の下で開き1枚。 キシメジもほとんどでない。
11月10日(火)曇のち雨
3時までもちそうなので山へ。ダムから上る。いい生えはあるが全くない。がんばって岩場を上がったり下がったり、でも何もない。一番遠い尾根からいつもの道に戻った。
11月12日(木)晴
いつもの山へ。何もない。
11月15日(日)晴
いつもの山へ。斜面のツツジの茂みに1本。アミタケ、キシメジが生えてきた。
夕方、友来る。
11月18日(水)曇のち晴
B君と山へ。やはりキノコはなかった。最後の砂地の斜面にクロカワ5枚ほど。
ほかはなかった。
11月26日(木)晴
山へ。先週までキノコは出ていた。まだありやなしか、を確認に。キシメジ1本、スミゾメシメジ(訂正シモフリシメジ)1本。あとは何もない。
これにてキノコ狩り終了
タグ:マツタケ
コメント 0