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狂牛病(BSE)情報768 豚インフルエンザのワクチン接種、製造会社の餌食に [平成阿房伝]

6月29日(火)10  朝日新聞



解約の違約金92億円 スイス社の新型インフルワクチン



 新型の豚インフルエンザの輸入ワクチンについて、厚生労働省は28日、ノバルティス社(スイス)と契約した輸入量の3割を解約することで合意したと発表した。購入契約を結んだ同社ともう1社への支払いは違約金も含めて約853億円に上るが、すでに納入されたワクチン6694万人分(健康な成人換算)の4分の1が使用期限切れで廃棄される見通しだ

 解約するのは、ノ社から購入を予定していた2500万人分のうち、まだ国内に納入されていない838万人分。厚労省は解約にともない約92億円の違約金を支払う

 一方、ノ社は今回の解約に際し、今後4年間に別の新型インフルによる世界的大流行(パンデミック)が起きた場合、4千万人分の供給枠を日本に対して確保することを約束したという

 厚労省は昨年10月、新型インフルの流行に備え、ノ社やグラクソ・スミスクライン社(英、GSK)と計9900万人分の輸入契約(約1126億円)を結んだ

 しかし感染が下火になりワクチンの需要が低下。ノ社が納入した1662万人分のうち、5月末で1301万人分の有効期限が切れて使用できなくなった。6月末には、残り361万人分の有効期限も切れ、廃棄されるという。(月舘彩子)

ひとこと:一体いくらの金が無駄になったのか分からない報告だ。WHOは豚インフルエンザを未だに大流行の枠組みを外していない。ワクチン製造会社のロビイストの暗躍の結果である。万一のことを考えれば最大の手当をするのが国家の役割である。その検証をきちんとすることが次のことにつながるのだが、この報告では分からない。高い授業料を払った責任の所在が全くない。
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