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狂牛病(BSE)情報789 英でクローン牛肉が市販 [平成阿房伝]

8月4日(水)10 By Fiona Harvey, Environment Crrespondent FT com.



     クローン牛から生まれた牛の肉が食べられてしまった


 クローン牛の子どもである少なくとも2頭の雄牛の肉が、食の流通に入ってしまったと食品安全基準局(FSA)は水曜日公表、現在、他のクローン牛の行方を調査しているとしている。
 
 少なくとも1頭のクローン乳牛のミルクが消費されてしまったことが分かり、当局が調査を開始してこのことが発見された。

 アメリカのクローン牛から作成された8頭の胚胎牛からイギリスで生まれた全ての仔牛が追跡調査された。クローン牛を育てる畜農家はこのことを政府に報告する義務もないし、当局にも環境省にも伝える必要がない。食品と農業問題の担当者は、イギリスでこれらの8頭が唯一のクローン牛だけなのかどうかが分からないと言う。

 クローン動物およびクローン動物の子孫をFSAの許可なしに売ることは違法である。農家は動物や動物の胚あるいは精液を輸入するのは自由である

 一人の農家が水曜日、クローン牛を買って育てて、そのうちの1頭の肉が消費されたという。何ら法に触れることをしていないという。

 研究者は、クローン牛のミルクや肉による健康被害は無いという。

多くの国はクローン動物を、健康被害はないとして受け入れている。2001年アメリカのFDA(食品と薬品庁)は、食品業界に対してクローン動物が食の流通に入ることを固く禁じて、クローン動物の解析を指示していた。2008年1月、FDAは牛、豚や山羊のクローン、あるいはその子孫からつくられたミルクや肉を毎日食べても安全であると結論づけた。
 ロンドン大学の遺伝学者は、イギリスの状況が他に比べて異なる理由が何ら無いと述べている。

ひとこと:どこの国でもこういうことが起こる。食品表示にクローンであるかを明記するのが大事なことになる。アメリカは、「安全」だから表示する必要はないという立場である。消費者の選択に任せばよいので、表示することを法的に義務化されるのが望ましい。
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