石のつぶやき１８４ 卒業３年以内は新卒？これでは国が滅ぶ

８月３０日（月）１０　　　読売新聞


　
卒業後３年内は「新卒」…政府の雇用支援策

　政府の「新卒者雇用・特命チーム」（リーダー・寺田学首相補佐官）は３０日午前、首相官邸で会合を開き、４月に就職できなかった新卒者に関し、体験雇用者を正規雇用した企業に奨励金を支給するなどの支援策をまとめた。

　政府が同日まとめる予定の追加経済対策に盛り込み、９月初めにも実施する予定だ。

　新卒者に関しては、雇用した企業に最大１６万円を助成する「新卒者体験雇用事業」がすでに実施されている。

　支援策は、体験事業が正規雇用に結びついた場合、新たに奨励金を支給するものだ。中小企業での就業体験も拡充し、これらの対策で約２万４０００人の雇用を生み出すとしている。

　また、新卒枠の採用を促進するため、雇用対策法に基づく指針を改正して「卒業後３年以内」は新卒として応募できるようにし、この定義に基づく「新卒者」を正規雇用した企業に奨励金を支給する。体験雇用事業などにも新たな定義を適用する。このほか、就職のためのカウンセラーを配備する大学を２５０校から５００校に、全国の就職サポーターを９２８人から１８００人に倍増する。

ふたこと：どこかで見たような相も変わらぬお手盛りの政策、金を出せばそれだけ、あるいはそれ以上のことをする。不正である。そういう結果が分かっていながら同じ、官僚の考えであるとすれば、こんなアホ官僚は要らない。一番おかしいのは「就活」だ。なぜ大学３年に決まっていなければならないのか、青田買いという言葉もありました。企業の言いなりです。ここが政治の力量の筈ですが、こんな施策では金の無駄遣い、金の有効な使い道ではありません。就職できなかった高校生、大学生に直接払ってあげなよ。

タグ：正規雇用 １６万助成 卒業３年以内新卒 奨励金 新卒者体験雇用事業