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狂牛病(BSE)情報825 ゴキブリが人類を救う?  [平成阿房伝]

9月17日(金)10   毎日新聞


<ゴキブリ>人類救う?脳組織に耐性菌死滅作用 英大学発表

 ゴキブリやバッタの脳組織に強力な殺菌作用があることを、英ノッティンガム大の研究チームが突き止め、英総合微生物学会で発表した。薬剤が効かない多剤耐性菌が問題になる中、チームは新たな抗生物質の候補として期待を寄せている。

 熱帯から亜熱帯に分布するワモンゴキブリと、農業被害をもたらすサバクトビバッタの組織を使い、耐性菌のMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)や病原性大腸菌への効果を調べた。その結果、ゴキブリ、バッタとも筋肉や脂肪などに殺菌作用はなかったが、脳や神経などの組織は細菌を90%以上死滅させたという

 9種類の抗菌性たんぱく質を見つけ、多剤耐性アシネトバクターなど、抗生物質がほとんど効かない細菌への効果も調べている。チームは「清潔ではないところにすむ昆虫が、多様な細菌から身を守る力を持っているのは当然だ」と話す。

 この発見が、新しい抗生物質の開発に実際に結びつくかは不明だが、チームの研究者らは「5~10年後には臨床試験し、製品化を目指したい」と意欲を見せている。【大場あい】

 【ことば】ワモンゴキブリ 熱帯や亜熱帯に広く分布し、日本にも生息する。体長は成虫で4~5センチ程度と、屋内にいる日本のゴキブリでは最も大きい。胸部にリング状のまだら模様があるためこう呼ばれる。日本では九州南部から沖縄にかけて分布していたが、暖房器具の普及により、全国で見られるようになった。

ひとこと:忌み嫌われるゴキブリですが、この研究が実用化されれば素晴らしいことです。わたしはアメリカでゴキブリと暮らしていたことがあります。2センチにも満たない小さなヤツでした。他の部屋より安かったのは、ゴキブリが発生する厨房の真上だったからでしょう。今NYでは、床虱が大発生しています。そこへ世界の首脳が集まっています。犠牲者が出ること、請け合いです。
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