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石のつぶやき188 「しつびょう」と「しっぺい」 [平成阿房伝]

9月24日(金)10


          「しつびょう」と「しっぺい」

 菅首相の国連演説を聴いていて「しつびょう」という発音を聞いて、えーっと思った。しっぺいだろう、こんな場所でいうのだからそんな読みもあるのかと思わず辞書で調べ直した。確認するとやはり「しっぺい」という読みしかない。
 「しっぺい」の読みで他にしっぺい(竹箆)。それが変化して「しっぺ」そこから「しっぺ返し」という言葉が生まれている。もう一つあるのは、しっぺい(執柄)、意味は政治の権柄を握ること。【広辞苑より】
すべて今の首相に関わってくる言葉です。プレゼントしておきますので、もう一度読みを確認しておいて下さい。
 首相が何を言っていても、また間違おうが、訳文がイヤホーンから流れるだけで何の問題もない。日本語をよく知っている人の問題です。そんな程度の演説ですから、何と空席の多かったこと、半分以上は出て行ってました。それは当然の結果です。演説が始まってぞろぞろ出て行ったり、雑談していたり、悲しいほど誰も聞いていませんでした。日本語で聞いていても、届かないのです。読んでいるだけなのです。官僚の作文を・・・。おまけに検証をしっかりしていないのです。誰の心にも届かない虚しい言葉の羅列でした。おまけに「しつびょう」ですから、だめ押しです。厚生省の大臣を経験したお方であれば、この読みはないのです。残念でした。
 しっぺ返しという言葉の意味をよく味わってみて下さい。

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