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石のつぶやき229 大学修士でないと教師になれないと・・・ [平成阿房伝]

12月27日(月)10  読売新聞


教員免許の取得条件、事実上修士レベルに
 教員免許制度の見直しなどを検討している中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の特別部会は27日、現行の教員免許状を「基礎免許状」「一般免許状」「専門免許状」の3段階とする報告案を大筋で了承した。

 教員免許の取得条件を事実上、大学院修士レベルに引き上げる内容だ。

 報告案は、教員養成期間の延長など民主党政権の政策を踏まえた制度作りを目指してまとめられた。

 それによると、教員免許は、短大卒業者向けを含む3段階からなる現行制度を改め大卒向けの「基礎免許状」、大学院修士課程の修了者向けの「一般免許状」、学校経営や生徒指導などの専門性を備えた教員向けの「専門免許状」――の3段階に変更基礎免許状には有効期限を設け、一定期間後に一般免許状の取得を義務化する。

ふたこと:何のために、教員免許の取得条件を大学院修士レベルに引き上げる必要があるのか、全く理解できない。学校経営や生徒指導などの専門性を備えた教員向けの「専門免許状」、教鞭をとらない教師をつくるということか?どんな国を造り上げたいという百年の計もなしにこれか、あまりにも乱暴ではないか。修士課程でなければならないという結論はどのようにしてなされたのか、フィンランドの奇跡?フィンランドはIT立国を目指すという大前提があった。東欧で一番貧しい国がどう生き残るかということを国家をあげての熟慮した結論で、それに金をつぎ込んだのである。教える教師の育成を図ったのである。管理する側を引き上げて何を目指すのだ、全く理解できない。国家として一番しなければならないのは、学級定員を30人、20人としていく方策だろう。学級定員40人で教育の質は変わらないというようなアホな諮問の結果を出させる政権は、お仕舞いである。
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