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狂牛病(BSE)情報897血液検査でヒトの狂牛病判別 [平成阿房伝]

2月6日(日)11  By Dr Ananya Mandal, MD


           もうすぐ血液検査で狂牛病を判別  

イギリスの研究者は、プリオンと呼ばれるタンパク質がひきおこす脳を回復不能にする変異型クロイツフェルト・ヤコブ病を診断する新しい血液検査方法を開発した。このプリオンは狂牛病または牛スポンジ状脳症の原因である。この検査は汚染された血液を見分けるのに有効であり、輸血での感染を防ぐ

イギリスでは、ヒトの狂牛病が4000人に1人に潜んでいる可能性がある。症状があらわれるのに何年もかかるので、この病気のキャリアーは、輸血や汚染された血液を使う手術で感染を広げていく。
 人が感染した牛の肉を食べてかかる狂牛病で、イギリスで171人が死亡し、感染拡大防止のために400万頭以上の牛が殺処分された

 研究者は190のサンプルを検査した。ヒトの狂牛病から採った21のサンプルの内、15件が判定された。71.4%の確率だった。さらにこの検査は、健康な(異常プリオンを含まない)サンプルでは、間違って陽性を示すことはなかった。

 研究者John Collingeは、この検査が何人の人が変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)にかかっているかの目安になるだろうという。とはいえ、もっと規模の大きいサンプルでさらに研究をしなければならない課題があるとしている。

ひとこと:血液でヒトの狂牛病が判定できれば、理想的です。

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