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石のつぶやき253 原発から逃亡、原子力安全・検査官 [平成阿房伝]

3月23日(水)11    読売新聞


保安院検査官、原発から1週間離れていた

 東京電力福島第一原子力発電所の事故に絡み、経済産業省原子力安全・保安院の検査官が事故発生後に約1週間、同原発を離れていたことが分かった。 
西山英彦審議官は22日の記者会見で、一時撤退した理由について「安全性に問題があり、人間が暮らすには不便が多かった」と述べた。

 検査官は各地の原発に赴いて、原発の運営を監督している。保安院によると、今回の事故では検査官7人が同原発で業務に当たっていたが、15日に現地本部が福島県庁に移った際、ともに県庁へ移動。22日に、検査官2人が同原発内の施設に戻った。

 西山審議官は、「食料をどう運ぶかという問題もある。組織的な後方支援体制が取れなかった」と説明。「最前線で実態を見ずに東電側にアドバイスできるのか」と問われると、「そこは選択の問題。色んな困難を考えて当時は出たが、再配置した」と答えた。


ふたこと: 中性子線検出、12~14日に13回。その前に2回だけを報告していた、日付は不明。このながれで敵前逃亡したというのが正直な話だろう。つまり、専門家中の専門家、保安院検査官が逃げたのである。それも1週間。現場に張り付いてなんぼの原子力安全・保安院検査官。彼らの判断が、日本のトップの判断、それで60km離れた福島県庁に逃げ込んだ。高級官僚の判断である。そうしなければならないおのれだけの保身、それだけ危険性が高いということか。
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