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石のつぶやき260 住めない土地が増えていく・・・ [平成阿房伝]

4月4日(月)11 読売新聞



    汚染水1万トン超、海に放出…やむを得ない措置

福島原発
 東京電力は4日夜、福島第一原子力発電所で高い濃度の放射性物質を含む汚染水の貯蔵先を確保するため、低濃度の汚染水約1万1500トンの海への放出を始めた


 5日間かけて流す。

 原子炉等規制法第64条にもとづく緊急措置で、経済産業省原子力安全・保安院は「危険を回避するためのやむを得ない措置」として了承したという。

 東電は「健康には影響はない」としている。今回の事故で汚染水を意図的に海へ放出するのは初めて。 放出するのは、4号機南側にある集中廃棄物処理施設内にたまった水約1万トンと、現在は冷温停止している5、6号機のタービン建屋周辺の地下水約1500トン。50メートルプール6~7個分に相当する。

 廃棄物処理施設内の水には、放射性ヨウ素131が濃度基準の157倍にあたる1立方センチ・メートル当たり6・3ベクレル含まれている。5号機周辺の地下水には、40倍の1・6ベクレル、6号機では500倍の20ベクレルがそれぞれ含まれている。こうした汚染水は、津波の海水や空中などに浮遊している放射性物質が溶け込んだものだとしている。


4月5日(火)11   毎日新聞


福島第1原発:汚染水放出 農相「連絡なかった」
 鹿野道彦農相は5日の閣議後会見で、東京電力が福島第1原発から低レベルの放射性物質を含む汚染水を海洋に放出し始めたことを受けて、水産物の検査を強化する方針を明らかにした。地元自治体に協力する形で新たに茨城県の那珂湊港などで魚介類の調査に乗り出す考えを示した。更に、茨城県沖で漁獲されたコウナゴから高濃度の放射性ヨウ素が検出されたことに関連し「(放射性ヨウ素の規制値が設定されていない)水産物について、食品安全委員会に検討していただきたい」と述べ、基準作りを働きかける意向を表明した。

 一方、汚染水放出について、「枝野幸男官房長官の記者会見まで(農林水産省には)どこからも連絡がなかったのは遺憾だ」と、不快感を示した。【行友弥】

ふたこと:国家の危機のまっただ中にあるにもかかわらず、命令系統が一元化されていない。経済産業省原子力安全・保安院は「危険を回避するためのやむを得ない措置」として了承したという。東電の言いなりの原子力安全保安院。農水省も知らない、隣国の韓国にも伝えていない。一丸となって解決せねばならないときに、気分を害させるようではよい結果が生まれない。東電の社員はいう、まだ山の中にも入っていない状態だと。見通しが全く立たないという混沌とした状況だ。高い濃度の放射能を空にまき散らし、海水を汚染させていくだけである。




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