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石のつぶやき306 泊原発の違法を国は放置 [平成阿房伝]

7月20日(水)11     読売新聞


調整運転の泊原発3号機、ストレステスト対象外

 枝野官房長官は20日午前の記者会見で、定期検査中で調整運転している北海道電力泊原子力発電所(北海道泊村)3号機に関し、「現に稼働中、再稼働している状態だ」と述べた

 再稼働前に実施するストレステスト(耐性検査)の1次評価の対象外だとする見解を表明したものだ。 
今後の営業運転再開に向けた地元自治体の同意確保については、全原発を対象とする2次評価の導入を打ち出したことを理由に「より安全性を高める努力はしている」と語り、理解を求める姿勢を示した。

ふたこと:調整運転が耐性検査の1次評価の対象外だと?枝野もゾンビとなってしまった。なんのために耐性検査をするとしたのか。関電の大飯1号機について、調整運転から耐性検査なしに通常運転になんの検査もなしに移行する予定であった。ところが、ありはずのない関電の事故:原子炉格納容器内にある「蓄圧タンク」の圧力が制限値を一時下回ったと発表した。同社は原因究明のため、同日午後に原子炉を手動停止する:を起こしてしまった。泊原発も同等の検査を必要としなければ誰も信頼できない。耐性検査を実行するのなら、きちんとするのが筋だろう。違法な調整運転を黙認する経産省、菅首相は、誰のために政治をしているのか?調整運転を長期化して事後承諾が当たり前だとしている電力会社の横暴が、今回の福島の取り返すことが出来ない最悪の事態をもたらした。同じことを繰り返す電力、経産省。それでも泊は動かすと言う。電力が足らないとは言わない。いきなり、節電を求めるのである。原子力発電が確保できなければ大停電になるという恫喝である。経産省に発電能力のある発電所をどこまで精査して電力供給のデータにしているのか?官僚のまやかしに沈黙してしまった。あの事業仕分け、と同じ構図である。財源はあるのに見事、官僚の目眩ましに惑わされて大して成果を得られなかった。  皆さん、どうしょう。
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