石のつぶやき３１６ 明日は長崎、中国が原発を新しく稼働した

８月８日（月）１１　　　読売新聞


中国、原発を新規稼働…福島事故後に初


　【北京＝幸内康】中国国営新華社通信によると、国有の原子力発電大手「中国広東核電集団」が７日、広東省深セン市にある嶺澳原発で新たに原子炉１基の商業運転を始めた。
福島第一原発事故後、中国で原発が新規稼働するのは初。当初は６月１５日に稼働する予定だったが延期されていた。

　７日稼働したのは、仏アレバ社の技術を改良した加圧水型の原子炉で、１００万キロ・ワットの発電能力がある。中国政府は、福島原発の事故後、新規プロジェクトの申請を凍結しているほか、稼働中と建設中の原発すべてを対象に緊急の安全検査を行っていた。

ふたこと：フクシマ後、初めての原発稼働だ。象徴的な出来事だ。同じ象徴的な出来事は、中国新幹線である。とんでもない事故を起こしながら、ことを隠蔽してしまった。これが中国共産党の力量なのである。野坊主に伸びきった拝金主義の象徴といえよう。 　明日は長崎原爆投下の怖ろしき記念日である。広島のウラン原爆投下だけでなく、プルトニユウム爆弾の実験をアメリカは無慈悲にも強行した。両者の実験結果のデータが欲しかっただけなのである。同盟国ドイツに投下されるはずもなかった。人種による差別なのである。黄色人種は、アメリカに刃向かうことでどんな報いを見るか、身をもって、何十万の命が償わされることで無駄な戦争が終わることによってうやむやとなった。原爆のもたらした人体に対する影響は、アメリカが全て持ち去った。唯一のデータはアメリカに持ち去られた。今必要なのは、広島、長崎の被爆の基本的なデータなのである。命を削った広島、長崎のデータは今必要なのであるのだが・・・。

タグ：ヒロシマ ナガサキ フクシマ 中国原発稼働 プルトニウム ウラン 実験