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狂牛病(BSE)情報950 米牛肉、月齢違反のタイソン輸入停止 [平成阿房伝]

10月25日(火)11  Reuters



     日本政府、アメリカの牛肉加工場のひとつを輸入停止 

日本は火曜日、日米の取り決めによるアメリカ牛肉の輸入に関しての規約に反したとしてアメリカの肉加工会社の輸入を停止したこの5年間で同様のことで、15件目の違反があった。 

規約違反の数は、輸入再開した2006年7月から2年間に比べて、狂牛病のリスクに関わる違反は減っている。

現在日本は20ヶ月以下の牛肉の輸入を認めているが、今月初め30ヶ月未満の牛の輸入の緩和をしてもよいという流れになっている。

 今回の問題は、10月17日に検疫された貨物にタイソンから輸入された牛肉の申告書に不備があった。この件に対してアメリカ当局の調査が判明するまでタイソンからの輸入を停止すると日本は表明。

今回輸出された牛肉が、20ヶ月以下かどうかが判明しないということをアメリカは認めた。

ひとこと:これが現実である。30ヶ月以下と決めてもアメリカにはトレーサビリティ(牛が生まれてからの履歴の証明)が出来ないのである。トレーサビリティの確立を目論んだが家畜生産業者の反発でご破算となった。生産業者の自由意志となった。今でも何らかの方法を探っている状況である。結論を言ってしまえば、アメリカの牛肉は、あらゆる意味で信用できないのである。
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