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石のつぶやき359 核分裂?2号機 フクシマ第一原発 [平成阿房伝]

11月3日(木)11     時事通信


臨界でなく「自発的核分裂」=2号機、キセノン検出で東電―福島第1


 東京電力福島第1原発事故で、2号機の原子炉格納容器内の気体から核分裂反応を示す放射性物質キセノンが検出された問題で、東電は3日、キセノンの検出濃度が低いことから、核分裂が連鎖的に進む臨界は生じていないとの結論を出した。東電は調査結果を経済産業省原子力安全・保安院に報告。原子炉内の気体の監視を今後継続する。

 東電の説明によると、キセノンの発生は、核燃料に含まれる放射性物質キュリウムが自然に核分裂を起こす「自発的核分裂」が原因という。停止中の原子炉でも一般に起きる現象で、原子炉の安定とは無関係としている。

 キセノンは、2号機格納容器の「ガス管理フィルター」から採取した気体に含まれていた。濃度はキセノン133(半減期約5日)と同135(同約9時間)がそれぞれ1立方センチ当たり、約10万分の1ベクレルだった。 

ふたこと:2号機の原子炉各納容器内から核分裂反応を示す放射性物質キセノンが検出された。この事実だけで核分裂反応と判断するのが妥当であろう。すぐさま「自発的核分裂」と東電はすり替えた。キセノンの濃度があまりにも低いからだという。この測定結果はたれも知る由もない。東電の発表は半分事実で、都合のよい嘘で固める。全ての原子炉、格納容器それにプールの様子は、全てわからないことになっている。メルトダウンした核燃料がどういう状況にあるのかは、誰も知らない。保安院がこの報告をつぶさに肯定しなかったことの意義は大きい。
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