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石のつぶやき374 盗人に追い銭、電力会社財団が教材作成  [平成阿房伝]

12月9日(金)11 読売新聞


放射線に関する教材、電力会社関係の財団に委託

 文部科学省が今年10月に改訂した放射線の基礎知識に関する小中高校生向けの副読本の作成を、電力会社の経営陣らが役員を務める財団法人に委託していたことが分かった。 

中川文科相は9日、閣議後の記者会見で、「内容に影響はなかったと思うが、委託先は適当でなかった」と釈明した。

 文科省によると、副読本の改訂事業の一般競争入札は東日本大震災前の3月9日に行われ、「日本原子力文化振興財団」が約2070万円で落札した。 同財団は、東京電力の社長など、電力会社の幹部やOBらが役員を務めている。

 原発事故後、改訂前の副読本の内容に批判が集中。同省は、副読本の刷新にあたり、印刷費分など約3700万円に増額したものの、委託先は変えなかった。


ふたこと:国民の命を奪うような原発の大事故を起こした電力会社の経営陣が役人をつとめる法人に 放射線に関する教材の作成を文科省が決めていた。一般競争入札だと嘯く。決まってから1,700万円の増額を決めている。これは随意契約と同じである。契約した金額を増やすなどとんでもない話だ。まして原発事故を起こした当事者である。これでまともな教材が出来るはずもない。  除染、除染草木もなびく悪魔のささやき。何の検証もなしに除染すれば何もかも解決するおまじない。怖ろしい金がかかる。これを請け負うのが、原発をつくった建設業者。一度食べたら、二度美味しいとはこのことだろう。
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