SSブログ

狂牛病(BSE)情報961 米牛肉から禁止の特定危険部位  [平成阿房伝]

12月21日(水)11 読売新聞



米国から輸入の牛肉、1箱に特定危険部位の脊柱

 農林水産省と厚生労働省は21日、BSE(牛海綿状脳症)対策で輸入が禁止されている特定危険部位の脊柱がついたままの牛肉が、米国から輸入されていたと発表した。 

米国産牛肉から特定危険部位が見つかるのは、2006年7月の輸入再開以来4例目で、輸入条件違反は15例目。両省は、問題の牛肉を出荷した施設からの牛肉輸入を停止し、原因確認を米側に要請した。

 発表によると、この牛肉は今年7月、東京都港区の食肉商社が輸入した461箱(計約19トン)の冷凍バラ肉のうちの1箱(約28キロ)で、米国・ネブラスカ州のスイフト社グランドアイランド工場で食肉処理された。大半を仕入れた福岡市の食品加工業者が1箱だけ骨付きの肉が入っているのに気付き、返品の連絡を受けた食肉商社が届け出た。ほかの460箱は既に消費されているが、業者の確認で中身に問題はなかったという。

ふたこと:特定危険部位がアメリカ牛肉から見つかるのは、明らかに日常的なものである。たまたま見つかっただけの話である。アメリカ産牛肉は全く信用できない代物である。トレーサビリティ(牛の生年月日やどのように飼育されているかは、全くわからないのである。)日本の牛肉は、バーコードを調べればすぐに生産者に到達する。日本で狂牛病が発生して、日本は全頭検査を行ってきた。その結果36頭の狂牛病を確認した。一番若い狂牛病は、日本の狂牛病検査の結果、21ヶ月であった。それ故20ヶ月未満のアメリカ牛肉を受け入れてきたのである。もちろん特定危険部位、脳、脊髄、扁桃、眼球それに腸などの内臓物を除去しての話である。これは建前であって、それを除去しなければならないはずがそのとおり仕様がなされているとは、とうてい思えないアメリカの牛肉なのである。 特定危険部位というのもおかしな話である。狂牛病はプリオンで感染するのであるから、血液で感染するということである。特定危険部位を取り除ければ安全というのも科学的ではない。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。