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石のつぶやき399 温度計を異常にした、現実は? [平成阿房伝]

2月14日(火)12 共同通信


圧力容器の温度計8個に異常 福島第1原発2号機


 福島第1原発2号機で原子炉圧力容器底部の温度計の数値が異常に上昇した問題で、東電は14日、他の温度計の点検を進め、圧力容器に41個ある温度計のうち計8個に異常がみられると発表した。一時、400度を超えた温度計1個のほか、2個に温度を測るもととなる電気抵抗値に異常が見つかった。残りの5個は故障と判断していた。東電は残る33個の温度計で圧力容器全体の温度傾向を監視する。



2号機原子炉温度計「確実に故障」…回路に異常

福島原発

 東京電力は13日、温度上昇を示していた福島第一原子力発電所2号機の原子炉圧力容器底部の温度計が同日午後の点検後、記録上限の400度を超えて振り切れるなど、異常な数値を示したと発表した。

 東電は「ほぼ確実に故障している」とみている。温度計は炉心溶融で高温にさらされた後、湿度の高い環境に置かれていた

 東電は同日午後2時頃から、中央制御室内で温度計の電気回路の点検を実施。回路の電気抵抗が通常より大きく、温度計の指示値が高く出やすいことが判明した。検査直後、回路を元に戻した際には342度を示し、一時振り切れるまで数値が上昇した

 温度計は、2種類の金属を接合したセンサー(熱電対)で温度を検知する。センサーが熱を受けると電流が流れる仕組みで、回路に異常が生じたために電圧が変化し、極端な値が表示された可能性がある。(2012年2月13日20時42分 読売新聞)

ふたこと:東電はいつも後出しである。ひとつの温度計を異常と確定すると、圧力容器の後8個の温度計が異常だったという。今までひとことも言わないで、ひとつの温度計の異常を確定(?)した後、後出しする。それではその8個の温度計はどんな値を示していたのか、詳細なデータを出してその温度計の異常性を検証した結果を公表するのが筋というものである。隠してきたものをどさくさに紛れ混ませる手法で、公表したことにしている。東電のデータを信用するには、日本の将来など考えない立場で原子力村から何らからの利益供与がなければとうてい納得できまい。  2号機だけをいえば、本当にどんな情況なのか、わからないだけでは済まないはずだ。都合の悪いものに分からないという蓋をしているだけではないのか。
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