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石のつぶやき407 東電を溺愛する経団連ぼんくら会長 [平成阿房伝]

3月1日(木)12 時事通信


東電値上げで温度差=圧縮要求の日商、容認の経団連-


 日本商工会議所の岡村正会頭は1日の記者会見で、東京電力の電気料金引き上げについて、上げ幅の大幅抑制を求める意見書を政府と東電に提出したと発表した。文書による圧縮要請は、経済3団体で初めて。経団連の米倉弘昌会長は値上げ容認を明確にしており、温度差が生じた形だ。 

岡村氏は、発電燃料のコスト上昇を踏まえ「料金が上がることは覚悟の上だが、できるだけ幅を小さくしてほしい」と強調。電力依存度の高い中小企業の負担軽減や値上げ期間の明示、さらに原発再稼働を求めた。 



3月2日(金)12 ゲンダイネット


     <出資企業が“原発ビジネス”に参入> 
  経団連 米倉会長 必死に東電擁護のワケ-  

 いったい、何をそんなにムキになっているのか。日本経団連の米倉弘昌会長(74)の“東電擁護”発言が止まらない。 
 27日の定例会見では、原発事故に対する勝俣恒久・東電会長(71)らの経営責任について、「経営問題で事故が起きたのではなく、大災害で引き起こされた」「経営の態度はちゃんとしている」と強調。「政府の対応が間違っているのは、東電に非難が向けられていることだ」と国の姿勢を一喝した

  米倉会長は東電の実質国有化にも猛反発していて、13日の会見では「国有化なんてとんでもないカン違いだ!」と枝野経産相を非難している。
  菅、野田両政権の失政悪政は言うまでもないが、米倉会長の東電擁護もちょっと異様だ。

  例えば、原発事故直後には「1000年に一度の津波に耐えているのは素晴らしいこと。原子力行政はもっと胸を張るべきだ」と記者団に話していたし、海外メディアには「東電自体が被災者だ。甘かったということは絶対にない」と、必死にかばっているのだ。

  ここまでくると「何かあるんじゃないのか」と勘繰りたくもなる。

 「米倉氏が会長を務める住友化学は、年間110億円もの電気料金を東電に払っています。もっとも、東電は大口顧客の電気代を大幅に割引しているため、東電が国有化されれば住友化学の電気代負担は倍増する可能性もある。また、住友化学が出資する企業が震災前から、体内の放射性セシウムを除去する新薬を開発し、承認されている。原発関連ビジネスにもかかわっているから、東電=原発を擁護しているのでは、という見方もあるのです」(業界関係者)

  そういえば、米倉会長がシャカリキになっているTPPでも、恩恵を受ける米国の遺伝子組み換え企業と住友化学が提携していたことが分かっている。TPP推進も東電擁護も、すべては“我田引水”のためだとしたら、とんでもない話だ。

ふたこと:ぼんくら経団連会長、絶好調。であれば、日本国民のことなどどうでもよいのだ。経済人として東電を眺めれば、怨念がここを先途と噴出するはずである。17パーセント値上げというのは、表向きであって実際はそのようなことがないという確信での発言だ。つまり一般国民の負担は確実に、あなたの肩にのしかかるのだ。  日本商工会議所は苦渋を述べているが、値上げの幅での話だ。何か変である。これだけ大きい電気料金値上げにはっきり反対しない業界、やはり裏があるということ。日本の工業製品が、この電気料金値上げで危機に瀕するなどという話は聞かない。経団連のぼんくら会長の発言はそれをはからずも裏付けているのではないのか。 日本国民は、救われない。
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