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石のつぶやき419 日本の運命が決定、消費税増税 [平成阿房伝]

3月29日(木)12 


      日本の運命はこれで決まる 社会保障と税の一体改革
 「社会保障と税の一体改革」とにぎにぎしく登場したのであるが、悲しいほど中身が空っぽなのだ。不退転の決意だの、必死の形相で邁進するこの姿は、何を顕しているのだろう?
 
財務官僚と経産官僚、いや全ての官僚のくぐつとなった野田政権の悲しい姿は、民主党が示したあのマニフェスト(消費税は増税しない)など全く存在しなかったかのような、官僚の居直りを体現している。これはもう政治ではない、公約を反故にするという意識すらない。鵺となってしもうた。

 「社会保障と税の一体改革」とうたいながら、消費税増税をうたうだけで、日本の将来をも何ら示していない。我利我利亡者の官僚には日本の将来や国民のことなぞ、全く無関心で、おのれの延命だけを考えておる。ユーロ国債危機を利用して消費税の値上げは仕方ないのかなと思わせる世論をマスメディアが煽り立てる。まさしく小沢一郎氏を抹殺する構図と同じなのだ。

 今回の東日本大震災で、見えてきたことは、原発がいかに危険であるかを「安全神話」で隠蔽してきたことである。原発が破綻しても、それでも電力が足らない、停電してもいいのかと恫喝をかけ、原発の必要性を当然のこととする。原発が動かなければ高い電気料金を払わなければならないと平然という。悪いのは原発に反対する人たちだとでもいうように。

 破綻している「もんじゅ」をも稼働するつもりでいる、原子力村は・・・。核兵器転換への余地を残したい思いがあるのだ。廃炉にするにしても膨大な税金が必要となる。未来永劫に税金をしゃぶり尽くす構造が原発維持なのである。今止めればそれだけでも税金は削減できる。
 東北の復興に名を借りて、官僚主導による原発をつくった大手ゼネコンの丸儲けの姿である。防波堤は必要ないと現地の人はいう、その金を町づくりに使いたい、当然である。だがその金は防潮堤を作るゼネコンの金なのだ。国交省の官僚は、ゼネコンのために絶対譲らない。それが美しい官僚の姿なのである。
 除染除染と草木もなびくのも大手ゼネコンのためである。半永久的に仕事が入ってくる。なにしろ、放射能は撒き散らされているのですから・・・。除染に使った水はどうなるかなど、何も報道されていない。排水設備、下水設備が破壊されている中で、高濃度の放射能水はどうなるのでしょうか?  
止めは、浪花節、日本全国で東北のがれきを処理しようという、美しい姿だ。高濃度の放射能をあまり汚染していない地域に何故ばらまくのだ。日本のみんなが、がれき処理に協力してめでたしめでたしのストーリーはいいのだが、みんなに儲けて下さいというメッセージでしかない。その結果、放射能で日本各地が汚染されていく。
 このようなことが官僚による、官僚のための政治が行われている。消費税引き上げは、官僚の言いなりになるか、政治を日本国民のために取り戻すかの、まさに日本の将来がかかっているのだ
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