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石のつぶやき424 ヨウ素10兆ベクレル、隠してしまった [平成阿房伝]

4月3日(火)12 時事通信


「ヨウ素10兆ベクレル」未公表=世界版SPEEDI試算―文科省、安全委連携不足


 東京電力福島第1原発事故で、昨年3月15日、放射性物質の拡散予測データ「世界版SPEEDI」の試算結果で千葉市内で計測されたヨウ素を基に推計した同原発からの放出量が毎時10兆ベクレルという高い値が出ていたにもかかわらず、文部科学省と原子力安全委員会の間で十分な連携が取られず、現在も公表されていないことが3日、分かった
 文科省や安全委によると、世界版SPEEDIは放出される放射性物質の拡散状況を半地球規模で予測するシステム。日本原子力研究開発機構が同システムを運用しており、昨年3月も文科省の依頼を受け、試算を行っていた。
 それによると、昨年3月14日午後9時ごろに福島第1原発から放出されたヨウ素の量は毎時10兆ベクレル、セシウム134、137もそれぞれ同1兆ベクレルと推計された
 この試算データの評価について、文科省は安全委の担当と判断し、同16日に安全委へデータを送るよう同機構に指示した。同機構はメールに添付して送信したが、安全委は重要情報と認識せず、放置したという。同様にデータを受け取っていた文科省も、安全委に公表するよう連絡しなかった。

ふたこと:一番肝腎なデータを隠していた。後出しばかり。あまりにも不誠実である。フクシマ第一原発の本当の姿はもう分かっていて、国民を欺いているだけなのかもしれない。大飯原発の再稼働を急ぐあまり、嘘を嘘で塗り固めてしまった。今まで小出しに出されたデータで判断すれば、1,2,3号機の原子炉、格納容器は全て損傷している。 水が溜まらないことがそれを証明している。損傷は何でもたされたのか、答えはひとつ。地震である。震度6強であった。それで損傷したのだ。そのことはいわない。津波だけは言う。この地震で原子炉が損傷しても安全といえるのでしょうか。 次はどんなデータを出してくるのだろう?
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