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石のつぶやき432 拝金学者で大飯原発再稼働決定 [平成阿房伝]

4月16日(月)12 毎日新聞

<大飯再稼働>県安全委、追認の可能性 専門家3人「評価」

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題で、安全性を審査する県原子力安全専門委員会の委員12人のうち3人の委員が政府の「安全性の判断基準」や関電の安全対策の実施計画(工程表)を「評価する」としていることが毎日新聞の取材でわかった。西川一誠知事は同委の意見を尊重して再稼働の判断をするが、同委はこれまで、経済産業省原子力安全・保安院が示した30項目の安全対策にも否定的な意見を示していないこともあり、政府の判断を追認する可能性が高くなった

 同委は原子力や地震、地質、放射線医学などの専門家で構成。県内の原発の安全性などを技術的な観点から独自に検証し、県に助言している。ナトリウム漏れ事故で運転停止した高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の運転再開時も、再開を可とする同委の最終報告を受けて西川知事が国に同意を伝えている。 毎日新聞が各委員に取材したところ、委員長の中川英之・福井大名誉教授(電気・電子工学)は判断基準と工程表について、「実行できれば安全な状態になる」と評価した。また、原子力と地震が専門の別の委員2人も判断基準を「評価する」と明言した。7人の委員は「まだ説明を聞いていない」などとして考えを明らかにせず、他の2人は、1人が体調不良で取材に応じず、1人は連絡がつかなかった。

 政府の判断基準は、原子力安全・保安院が示した30項目の安全対策が基になっている。同委は今年2月、保安院から30項目について説明を受けて議論。その際、「数値的なものも含めて明確になっていることが重要」(中川委員長)、「最新の知見や少数意見をどのように科学的、工学的に規制に取り込んでいくかが必要」(飯井俊行・福井大大学院教授)などと、さらなる安全確認を求める意見が相次いだものの、30項目そのものについて否定する意見は出なかった

 同委は16日午後、政府の再稼働要請後、初会合を開催する。実地調査も行って複数回審査し、政府の判断基準の妥当性や、同原発が同基準に適合しているかどうかを判断する。【近藤諭、畠山哲郎、須田桃子】


ふたこと:   福井県原子力安全専門委員会委員名簿(平成24年4月4日現在) 中川 英之 福井大名誉教授     電気・電子工学材料物性   三島嘉一郎300 (株)原子力安全システム研究所技術システム研究所長 原子力学、熱工学、流体工学 田島 俊彦       福井県立大学名誉教授  素粒子物理学  西本 和俊360    福井工業大学教授 溶接・接合工学  小野 公二 京大原子炉実験所教授 放射線医学    岩崎 行玄 福井県立大教授 植物生化学    飯井 俊行700 福井大学大学院教授 構造・材料強度評価    山本 章夫100 名古屋大学大学院教授 原子力工学    泉 佳伸30 福井大学附属国際原子力工学工学研究所教授 放射線化学、放射線生物学、医学物理  大堀 道広 福井大学附属国際原子力工学工学研究所教授 地震工学 (臨時委員) 鎌江 克宏 京大原子炉実験所教授 地震工学    竹村 恵二 京大大学院教授 地質学

福井県原子力安全専門委員会のメンバーが上記の通りである。氏名の後の数字は、拝金学者の受領額である。単位は万円。12名のメンバーのうち、5名が拝金学者なのである。これが最終的な判断をするのである。どう考えても、原発の安全性という人の命に関わる判断をするとは思えない。もんじゅの時もそうだが追認しているだけなのである。御用学者による追認機関に過ぎない。これではフクシマで起こった惨事は何の検証もされず、原発ありきの何ごともなき日常に戻そうとしている。今回の安全基準は予定なのである。工事にもかかっていないのである。その間、あなた方はフクシマのような事態が起こらないという保証をするのでしょうか。一応科学者と称するなら、そのことについて応えて欲しい。ベントも出来ないのです。後悔をしないこと、国民の命を優先することが本来の使命であるはずだが・・・。
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