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石のつぶやき465 保安院は現場で確認しているのか、関電の警報 [平成阿房伝]

6月24日(日)12 時事通信


大飯原発でまた警報=電波途切れる―保安院

 経済産業省原子力安全・保安院は24日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の中央制御室で断続的に警報が鳴ったと発表した。霧などのため送電線の状態を知らせる電波が途切れたのが原因と考えられるといい、保安院は「再稼働に問題はない」としている

 保安院によると、鳴ったのは23日午後11時35分~24日午前8時10分ごろ。同原発と送電線の中継地点の京北開閉所(京都市右京区)などをつなぐ50万ボルトの送電線4本の状態を送信する電波が途切れたためで、送電線の故障は確認されていない。送電線付近には当時、霧かもやがかかっていたという。
 同原発では19日夜、3号機で発電機用冷却水の水位低下を示す警報が鳴ったが、公表が10時間以上遅れた。今回は、最初の警報から2時間半近くで発表した。 


ふたこと:保安院の職員は当然、現場に常駐しているのですよね。警報が鳴ればその現場に駆けつけて、関電の責任者と共に警報の原因を確認しているのでしょうね。そうしているのなら、警報が鳴ったことを13時間も遅れて発表することはないんです。13時間遅れたということは、保安院は関電の報告を鵜呑みにしているということなのです。関電の恣意によって情報が出されるだけです。このことがまさしく東京電力の情報が信用できない構造であったことに私たちは気付いたのでした。大きな犠牲を払いつつあるのに、この学習能力の無さは一体どこから来るのであろう?原子力ムラの驕りから来るのであろう。ここまで国民を犠牲にしながら、なんの反省もない。何ごともなかったような厚顔さは、むしろ恐怖を感じる。自分たちだけが正しいという信念を貫き通すその姿勢だ。まさしく国家権力の最大の表現なのである。
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