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石のつぶやき474 越市長全国区、世界で笑いもの「いじめ」対応 [平成阿房伝]

7月7日(土)12 京都新聞


日時特定、遺族に要求 大津いじめ訴訟

 大津市で昨年10月、マンションから飛び降り自殺した男子生徒=当時(13)=の遺族が、自殺はいじめが原因として市などに損害賠償を求めた訴訟で、「校内で教師がいじめを見逃していた」との事実認定をめぐり、市側が遺族に対し、いじめの日時や現場を特定するよう求めていたことが7日、分かった。
 遺族側は「学校内部で起きたことを両親が特定できるわけがない。本来は市側が調査し、明らかにするべきことではないか」と反発。いじめの実態や自殺との因果関係を立証する責任は原告にあるとする市の姿勢を批判している。
 学校が全校生徒に実施したアンケートでは、「一度、先生は注意したが、その後は一緒になって笑っていた」「見て見ぬふりをしていた」など14人の生徒が、教師がいじめを見逃していた可能性を証言している

 遺族はこれらの証言などを基に、訴状で「教師が教室内や廊下で何度もいじめを見ていたが、慢然と見逃してきた」と指摘した。
 これに対し市側は5月に大津地裁に提出した答弁書で「いつ、誰が、どこでいじめを目撃したのか明らかにするように」と遺族に要求。さらに「いかなる措置を講じれば自殺を回避することができたか」と逆に説明を求めている。.

ふたこと:中学校の教師達は、被害者遺族に上から目線で接し、加害者保護者達に遠慮がちに接している構図が見える。これはもう教育現場では敗北である。教育委員会も教師と同様の対応をとって、被害者が「いじめ」が原因で自殺したと判断しないようにした。アンケートを読めば「いじめ」であることは明々白々であるのに、なぜこのような結論に達したのか、理解に苦しむ。  中学校の対応も考えられないことだ。まともに生徒に対応しているところでは、何か訴えがあれば、必ず当事者を特定して事情聴取をする。それは当該学年がまず行う。たいていはそれで片づく。「いじめ」はあるという前提で動くのが、当然の姿なのだ。教師がいじめの実態を把握する以外、誰にもいじめは分からない。この大津市教育委員会の裁判でのこの発言は、証拠をもっている側がなんの手だてもない被害者に証拠を明示しろという。 医療過誤の裁判は、被害者が医者のミスを証明しなければならない。これと同じ発想だ。教育にかかわるもの達が、このような発想をもつこと、被害者遺族にそれを強要するような発言をした、大津市教育委員会は異常である。なんでこんな奴らが大津の教育のトップに君臨していたのかは、世界七不思議のひとつだ。  前の土建屋市長目片の跡を継いだ越市長、あなたが市長になったとき、目片が任命した沢村憲次等は、辞表を提出した。それは越市長に対する挑戦状であった。越市長は、大津市教育委員会のメンバーを決める責任がある。越市長は代わりの人選もできたはずだが、そこまで徹底できるようなブレーンがいなかった。それで仕方なく旧メンバーにお願いした。越市長にこれほどダメージを与えるアホとは、彼女は思わなんだ。これが越市長のあの涙と解する。越市長を支えようとする嘉田知事も応えようとしている。どんな結果が待っているやら・・・。
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