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石のつぶやき504 原発推進の原子力規制委員会 [平成阿房伝]

9月11日(火)12 時事通信


「重い任務、見識で応えたい」=田中氏らに参与の辞令―原子力規制委、準備スタート


 原子力規制委員会の発足が19日に決まったのを受け、委員長に就任する田中俊一・高度情報科学技術研究機構顧問(元日本原子力研究所副理事長)ら委員5人が11日、事前準備のため内閣官房参与に任命され、細野豪志原発事故担当相から辞令を交付された。田中氏は「重い任務を頂いた。それぞれ高い見識、専門性があるので、課せられた課題に応えたい」と述べた。

 細野担当相は委員5人に対し、国会で人事案の同意が得られなかったことを謝罪。「国民の厳しい目にしっかり応えてほしい。特に原子力に厳しい立場で発言する方の意見を踏まえ、専門家として判断してほしい」と要望した上で、「福島を忘れないでください」と激励した

 辞令交付後、取材に応じた田中氏は「福島第1原発の事故は十分収束したとは認識していない」とした上で、「原発の後始末、避難した人もいるし、長期の被ばくもある。この後の安全確保に積極的に関わっていきたい」と東京電力福島第1原発事故の収束作業に全力を挙げる考えを示した。 


ふたこと:国会での同意人事で否定された原子力村の面々を、首相が例外規定で任命する、このおかしさに何も感じない鈍感さ。官僚の言うとおりで間違いないという悲しい念押し。こやつには、政治家として己のヴィジョンなど何もないのである。権力にしがみつくことしか、なーんにもない。この原子力村人事は、また原発事故を起こすことを保証している。2030年に原発ゼロということは、すべての原発を稼働したいという原子力村の意志を宣言したに過ぎない。
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