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狂牛病(BSE)情報1046 ニュージーランド63歳男性、狂牛病で死亡 [平成阿房伝]

11月19日(月)12   Fairfax Nz News



        ハンターの死は、狂牛病に関係

 食肉検査官で熱心な狩人が、ヒトの狂牛病に結びつく稀な脳の病気で死亡した。

 Napierに住むJohn Andrews氏63歳は、今年ニュージーランドで発生したクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)で死亡した5人のうちのひとりであることが確認された

 未亡人Lynさんは、このあまりにない病気について話している。彼女の夫は4月、中耳炎にかかったと思っていた。ところが脳卒中みたいな脳萎縮症状があらわれ、6月に亡くなった

CJDは珍しい、説明のつかない脳に進行も早くて大打撃を与える脳の病気で、治癒することのない、死に至る病である。

 狂牛病とされている牛スポンジ状脳症に罹った肉を食べて、1990年代にイギリスを襲った変異型CJDとは、異なる。

 ニュージーランドのCJD管理をしている医師は、Andrews氏の履歴と死因は単に偶然なことだと判断している、が、「気がかり」もあるという。Andrews夫人は、夫が頭の中がなにか変になっていくと感じているとき、中耳炎が原因だと抗生物質を使っていたという。そして銀行の暗証番号を思い出せなくなり、ボールペンも保てなくなった。

それから酔っぱらいのようなしゃべり方がひどくなり、数週間のうちに発作が止まらなくなり、飲み込むことも食べることもしゃべることもできなくなった。
 
「彼は実に丈夫な漁師で、猟師でもあった。彼は何でもでき、熱中した。落胆にくれていたり、認知症の初期症状のように見えるのなら、そう考えるべきだが・・・」と彼女はいう。

 彼女はHawke' Bay Hospitalに入院させた。彼の症状に彼らすら当惑したと彼女はいう。

 治るのではないかという一縷の望みを抱く段階があるが、この「怖ろしい病気」は脳に怖ろしいほどのダメージを与えるので、どうなっていくかは知る由もない。文字通り100万人にひとりの病気であれば、「それは運が悪かった」ということである。

 Andrews氏が40年の間、食肉の検査官であり、農夫でありシカの猟をしているということを知ったとき、ひとはあらぬ噂をする。しかし彼女が心配した一番のことは、食肉業界を不安に陥れないかということだった。


ひとこと:狂牛病だと断定しておきながら、ヒトの狂牛病(vCJD)ではないという矛盾。ヒトの狂牛病と断定したくないのである。100万人にひとりに発生するCJDという。それは狂牛病に感染した肉を食べたものではないと必ずいう。遺伝的に発生するものだという。オーストラリアには、大手の肉骨粉製造企業がある。カナダにもその企業があって、カナダの狂牛病の原因とされた。ニュージーランドが、肉骨粉を使わなかったどうか。隣にそんな企業があって使わぬはずはない。  このケースは残念ながら、ヒトの狂牛病だ。
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