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石のつぶやき548 原発は、今どうなっている? [平成阿房伝]

11月21日(水)12 これでフクシマは、日本は、滅びる
 「福島市の線量、大きく減らず」=市民団体が対策訴え―東京- 時事通信(2012年11月15日14時20分)

 市民団体「福島老朽原発を考える会」などは15日、東京都内で記者会見し、福島市の一部で放射線量を測定した結果、2月時点と比較して大きな減少は見られなかったと発表した。

 同会によると、調査は10月14日に実施。福島県庁から南東約2キロの渡利地区では、住宅地の用水路で空間線量率が毎時4.4マイクロシーベルトを計測した。2月時点の値は同5.3マイクロシーベルトだった。この用水路の土からは、放射性セシウムが1キロ当たり51万5000ベクレル検出されたという。

 県庁の南約3キロにある住宅地の側溝では、線量率が同1.8マイクロシーベルトを計測。3月時点に比べ0.2マイクロシーベルト上昇した。

 同会の青木一政事務局長(60)は「線量が十分下がっていない。セシウムもたまりやすい場所があり、被ばくを防ぐ対策が必要」と訴えた。 


  3号機にカバー設置へ=重さ1500トン、福島第1―東電- 時事通信(2012年11月14日21時00分)

 東京電力は14日、福島第1原発3号機の原子炉建屋上部に、鉄骨製のカバーを設置すると発表した。使用済み燃料プールから核燃料を取り出すためで、クレーンなどを併設する。重さは約1500トンだが、東電は建屋の耐震性などに問題はないとしている。

 東電によると、カバーは東西約57メートル、南北約19メートル、高さ約24メートルで、建屋5階の燃料プールにかぶせる。現場は放射線量が高いため、作業員による固定作業は行わず、建屋の凹凸を利用して設置する。大気中に放出される放射性物質を減らすため換気設備も備える。 



福島でハンター激減…原発影響で獲物食べられず- 読売新聞(2012年11月17日14時05分)

 東京電力福島第一原発事故の影響で、福島県内で狩猟離れが深刻化している。

 野生動物から規制値を超える放射性物質が検出され、捕獲しても食べることができないためだ。野生動物による農作物被害は年間1億円以上に上り、県はイノシシ1頭につき5000円の奨励金を導入するなど、ハンターの確保に乗り出した。

 11月からの狩猟解禁を前に、県は9種類33個体の野生動物を捕獲し、放射性物質の検査を行った。このうちイノシシとツキノワグマ、ヤマドリの計14個体で、食肉の国の規制値(1キロ・グラム当たり100ベクレル)を超えた。県はこれらの動物について出荷を制限し、自家消費も控えるように指導。捕獲しても焼却や土に埋めて処分するしかない。 
 
 県自然保護課によると、10月末時点の狩猟者登録は3239人。原発事故前の2010年度は4779人が登録しており、2年間で3割以上減った。登録料や猟銃の更新手続きなどで年間2万~5万円かかるといい、県猟友会福島支部の佐久間貞二支部長は「食べられなければ、狩猟の意味がないと考える人が多いのではないか。狩猟技術が途絶えてしまう」と危惧する。


イワナから1万1千ベクレル 環境省、福島県内調査で- 共同通信(2012年11月16日19時14分)

 環境省は16日、東京電力福島第1原発事故を受け、福島県周辺の河川や湖、海域の魚類や昆虫に含まれる放射性セシウム濃度の測定結果を発表した。福島県南相馬市の新田川で採取したイワナから、国が定める一般食品の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)の百倍を超える1キログラム当たり1万1400ベクレルを検出した。このほか、真野ダム(飯舘村)のコクチバスで4400ベクレル、ナマズで3千ベクレル


放射能汚染水浄化装置から水漏れ 福島第一原発- 朝日新聞デジタル(2012年11月20日18時06分)

 東京電力は20日、福島第一原発から出る高濃度放射能汚染水を浄化する装置から、汚染水が漏れたと発表した。漏れた量は約176リットル。漏れた水には1リットルあたり102万ベクレルの放射性セシウムが含まれていた。海への流出は確認されていないという

 水漏れがあったのはサリーという装置。東電によると、同日午前8時ごろ、装置の空気を抜くための配管から、水が漏れているのを社員が見つけた。約30分後に装置を止め、午前10時10分に水漏れが止まった。漏れた水は、屋外のコンクリート上にとどまっていた。原子炉への注水に影響はなかった。


ふたこと:政党が暢気に脱原発とか何とかいっているが、喫緊の問題が、フクシマ第一原発である。上に取りあげた最近のニュースをとくとご覧あれ。 要するに放射能をいまだに吐きだしているのです。原発建屋をすべからく覆うということは、多量の放射能が飛び散っていることの証明です。原発が危険な状態にあることが全く伝わっていない。  漏れた核燃料の存在も分からない、高濃度の循環水は漏れるばかり、海が汚染されていく。海水の放射能汚染は、発表されなくなった。  この不気味な進行を今一度精査しなければ、フクシマ第一原発の本当の姿は霞んでしまう。この暢気さは、ときの政権と経済界との談合の賜物である。このままでは、日本が経験した最大限の負の遺産「戦争に負けた」こと以上の破滅的な状況が、「近いうち」に待ち受けている。
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