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狂牛病(BSE)情報1054 米などから30ヶ月以下の牛肉を輸入決定 [平成阿房伝]

1月22日(火)13 時事通信

米国産牛肉、輸入規制緩和=2月、カナダなど3カ国も―厚労省


 厚生労働省は22日、BSE(牛海綿状脳症)対策を見直し、米国産の牛肉輸入規制を2月1日に緩和する方針を明らかにした輸入できる月齢を現行の「20カ月以下」から「30カ月以下」とする。東京都内で22日開いたBSE対策の国民向け説明会で見通しを示した。

 厚労省によると、現行の20カ月以下では、米国で食肉処理される牛肉の半分以下しか輸入対象とならない。30カ月以下に緩和すれば、9割以上が輸入可能になるという。28日開催の薬事・食品衛生審議会での了承を経て正式決定する。

 緩和の対象は、米国と同様に月齢20カ月以下に輸入を限定しているカナダのほか、現在は輸入を認めていないフランスとオランダの4カ国。米国に加え、カナダ、フランスも30カ月以下、オランダは12カ月以下の輸入を認める

 輸入規制をめぐっては、内閣府の食品安全委員会が昨年10月、30カ月以下に緩和しても「人への健康影響は無視できる」との答申をまとめた。これを受け、厚労省は4カ国と協議し、各国の安全体制に問題はないことをおおむね確認した。 


1月22日(火)13 共同通信


牛肉輸入緩和、2月から 米国産、月齢30カ月以下に 

 政府は、牛海綿状脳症(BSE)対策として実施している牛肉輸入規制を2月初旬にも緩和する方針を決めた。関係者が21日、明らかにした。現行規制で牛の月齢が「20カ月以下」に限り認めている米国とカナダからの輸入について「30カ月以下」に拡大、現在は輸入を認めていないフランスとオランダからの輸入も同じ基準で認める。輸入に際しこれまで求めてきた脳や脊髄など特定危険部位の除去も、今後は求めない。


ひとこと:日本が世界に例のない、狂牛病検査を全ての畜殺牛で行ってきたのである。その結果、あれほど信頼のなかった日本牛の信頼が、日本の牛肉ほど安全なものはないという評価に変わった。検査するから狂牛病の牛は、きちんと捕獲される。36頭にものぼる。日本ではたかだか100万頭ぐらいだ、畜殺されるのは・・・。それに対して何千万頭をも畜殺するアメリカで、3頭しか狂牛病と認定されていない。しかも非定型、狂牛病で汚染された肉骨粉などが飼料として消費されていないと言う。アメリカは科学に基づいた正しい手法であると強調する。科学的に正しい手法を取っているから、アメリカで発生した狂牛病は、たった3頭でしかないという。  アメリカは年間4万頭しか、狂牛病検査をしない。おかしいとか変とかの問題ではない。日本は、手順に従って、21ヶ月の牛に狂牛病の反応が出た。それが揺るぎない事実である。で、アメリカからの牛肉を20ヶ月以下にしたのである。科学的な手法なのだ。ひるがえって言えば、EUもアメリカも、ほとんどの国は30ヶ月以下の牛の狂牛病検査をしていないのだ。当然、30ヶ月以下の狂牛病の牛はあり得ない。日本だけが21ヶ月の牛にも狂牛病があることを証明した。その科学的根拠を日本は、放棄することになる。また自信のない国となる。
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