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石のつぶやき593 自賠責3年で25%引き上げ、おかしい [平成阿房伝]

1月17日(木)13 時事通信


    自賠責4月から13.5%上げ=自家用車2890円増―政府


 政府は17日、自動車損害賠償責任保険審議会(金融庁長官の諮問機関)を開き、自動車やバイクの所有者に加入を義務付けている自賠責保険の保険料を全車種平均で13.5%引き上げることを決めた。4月から実施する。後遺障害が残る交通事故の増加などで保険金支払いが増え、収支が悪化していることが理由だ。

 値上げは平均11.7%引き上げた2011年度以来、2年ぶり。ドライバーには負担増となり、自動車販売に影響を及ぼす可能性もある。

 新保険料は、自家用乗用車(2年契約、沖縄県と離島を除く)が2890円高い2万7840円、軽自動車(同)は4400円高い2万6370円。ただ、250cc超のバイク(同)は470円値下げし、1万3640円となる。 


ふたこと:自賠責保険というややこしい制度を設けたこと自体が、官僚の姿を物語る。クルマ社会にはいるときにこのわけの分からない魑魅魍魎が存在した。貧しい日本人がクルマで事故を起こした場合、尻を拭えないという前提でできた制度である。それが本当かどうかは検証されていない。要するにクルマをもったときに生じる保険なのである。車検のときにも有無を言わせずにぼったくる制度なのである。 どのようにぼったくられるかは誰も知らない、損保会社がむさぼるのである。自賠責が補償するのは、身体的な損傷に対してである。それを請求するのは損保会社なのである。それ以外は、任意保険の範疇となる。まともな社会であればクルマで事故を起こせば自己責任である。だからそれを自己の責任で保険にはいるのである。いかなる補償にも対応できるなら、保険に入る必要もない。それができない人達が、給料では払えないとてつもない金額を想定して保険にはいるのである。それでこと足りる話である。ところが日本では自賠責という実態の分からぬ保険を強制徴収させられる。戦前の話かとも思える。それが計算の根拠もなしに値上げするという。こんなことを唯々諾々と受け入れるとすれば、日本人は単にアホだということの証明である
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