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石のつぶやき600 大本営発表のレーダー狂騒曲 [平成阿房伝]

2月9日(土)13 時事通信


政府、レーダー情報の開示検討=防衛相「証拠持っている」―中国公船の動きは沈静化-

 中国海軍艦艇による海上自衛隊護衛艦への火器管制レーダーの照射に関し、日本政府は護衛艦が捕捉した電波データや撮影した画像などの一部開示に向け、検討に入った。中国政府が日本側の発表を「完全な捏造(ねつぞう)」と全面否定したことを受け、レーダー照射の事実を裏付ける証拠を国際社会に示す必要があると判断した

 小野寺五典防衛相は9日午前、都内で記者団に「証拠はしっかり持っている。政府内で今(どこまで開示できるか)検討している」と表明。「防衛上の秘密にも当たる内容なので慎重に考えていきたい」とも語った。

 防衛省内には「自衛隊の解析能力を相手に教えることになる」として、開示に否定的な意見が強い。このため日本政府は、中国側の今後の出方も見極めながら、外務・防衛両省を中心に、公開できる情報の範囲を慎重に検討する方針だ。

 中国側は、軍艦が照射したのは通常の監視レーダーで、射撃用の火器管制レーダーではないと主張している。これに関し、防衛相は「通常のレーダーはくるくる回って警戒監視をするが、火器管制レーダーはその(目標の)方向に向けてずっと追いかける」と指摘。その上で「私どもは相手の船のどのレーダーが火器管制レーダーか分かっている。それが一定期間ずっとわが方の船を追いかけていた証拠がある」と語った。

 さらに、火器管制レーダーについて「電波を発する機械で、しかも(周波数などが)特殊なレーダーだ。それもしっかり記録しており、証拠として間違いない」と強調した。

 一方、防衛相は9日午前の読売テレビ番組で、東シナ海での中国の動向に関し、「(レーダー照射を)公表した5日以降、尖閣(諸島)周辺の中国公船の動きは収まっている」と述べ、中国軍などの日本に対する挑発行為が沈静化していることを明らかにした。 


ふたこと:これはもう中国と事を構えようという姿勢である。のけぞっている。公明党が持っていった安倍の親書は一体何だったのか。話の糸口が垣間見えた瞬間だった。ところが民主党政権では問題にしなかったレーダー照射をこれほどこと細かく言及すれば、相手の立場はない。安倍は表面的には事をあらだてたくない姿勢を示すが、靖国も持ち出す。油に火をそそぐことをしている。日本の民を危険に曝そうとしている。こんなきな臭い状況に日本のマスメディアは、さらに勢いづけるばかりのプロパガンダ一色である。小沢一郎を抹殺するときと同様の熱心さである。大本営となってしまった。





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