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石のつぶやき614 安倍は日本をアメリカに売った [平成阿房伝]

2月25日(月)13    石のつぶやき

   2流国とか、1流国とかは、何をもってはかれる?品格だろう

 「2流国のままでよいのか、日本は当然1流国となる」というような文言が、アメリカでの安倍の日本人記者向けに発せられた。テレビを見ていて唐突感をもたざるを得なかった。というよりも違和感だ。日本は1等国にならねばならない、2等国であってはならないと日本の外交官が嘆いていた。それはアメリカにおける中国人労働者の扱いをみて肝に銘じたのだろう。当時アメリカでは鉄道建設が国家的事業通して大々的に行われていた。その多くの労働者は中国人で、奴隷にも等しい扱いで「クーリー(苦力)」と蔑まれていた。当然日本もかわらぬ地位でしかなかった。その悔しさがバネとなってアジア支配を目指し1等国の仲間入りを果たそうとしたのだった。そのような歴史的過程を念頭に置いていったのか、とふと思うた。
 ところが安倍のいったことは、アメリカのシナリオ通りのことをいったに過ぎない。いわゆるアーミテージリポート(2012年8月公表)に述べてある文言で、アメリカの言うことを聞かなければ2流国とならざるを得ないとしている。安倍が尻尾を振って勇んで出かけたその理由がよく分かる。全てその中に書いてあることをなぞっただけで、全てアメリカの利益に叶うものばかりである。アメリカの奴隷にも等しい地位が日米同盟の深化ということだ。そこまでもして自民党を隠れ蓑にして、日本のエスタブリッシュメントは長期に存命する道を探る
 それに対して小沢民主党のマニフェストはその対極にある。小沢氏が政治的生命を執拗にありとあらゆる手段を講じて抹殺しなければならなかった理由は、このアーミテージリポートが刻銘に語っている。日本国民は易々と安倍のミックスという、おのれを不幸にするアメリカの奴隷になる道を選択した。悲劇である。日本の子どもたちに何と無責任なことをしでかしたのであろう。
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