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石のつぶやき616 PM、PMと騒ぐのは何故? [平成阿房伝]

2月27日(水)13    毎日新聞


PM2.5:  70マイクログラム超で注意喚起 環境省方針

 環境省は、中国からの飛来が懸念されている大気汚染源の微小粒子状物質「PM2.5」について、大気中濃度が環境基準値の2倍に当たる「1日平均1立方メートル当たり70マイクログラム」超が予測される場合、外出自粛などの注意喚起をするとの暫定指針案をまとめた。27日の専門家会合に提示する。

 環境省は、健康の保護を図るための環境基準として、1立方メートル当たり▽年間平均で15マイクログラム以下▽1日平均で35マイクログラム以下−−を同時に達成するとしている。中国に地理的に近い西日本を中心に環境基準を上回る日が相次いでいるため、自治体から住民に注意喚起する際の指標の策定が求められていた。 

米国は、日本と同様の環境基準に加え、大気中の濃度に応じ注意喚起する指標を設定。「1日平均で65.5マイクログラム以上」は、健康に悪影響を与える恐れがあるとしている。環境省はこれを参考にした。環境基準値をそのまま採用することは、「一時的でも超えると、健康影響がでるとの誤解を与える恐れがある」として見送った。

 さらに、専門家会合の委員らが過去の国内の観測データを分析した結果、早朝1時間の濃度が85マイクログラムを超えると統計的に1日平均で70マイクログラムを超えるケースが多いことが分かった。観測や注意喚起を担う自治体に対し、参考にするよう提案することも検討する。【比嘉洋】


ふたこと:今年いきなり、この言葉が踊り出す。毎日のように・・・。中国のせいで迷惑千万、日本人は中国人にこんなひどい仕打ちを受けていると言っているようなものだ。日本では、4大公害病として、 1910年頃 イタイイタイ病 - 原因企業:三井金属鉱業…全面勝訴 1956年 水俣病 - 原因企業:チッソ…全面勝訴 1965年 第二水俣病(新潟水俣病) - 原因企業:昭和電工…全面勝訴 1960年 四日市ぜんそく - 原因企業:多すぎて略 が、主な公害病として語られるが、あまたの被害を出しながら日本の高度成長があった。水俣病はいまだに解決していない。資本の論理は、いかに利益を生むか、だけの話である。ならば利益に結びつかないものを捨象する。人畜に有害なものであっても、それを無害な程度に処理するという発想はない。それによって多くの命が失われているという現実を目の当たりにした。そこで初めて日本国民はそれに対して「ノー」と叫んだのだ。その血みどろの戦いから、政府や企業に賠償を取り付けたのであった。命の代償である。そのことから「公害防止法」が制定された。この法律によって空気、水といった命に関わるものに具体的な数値が盛り込まれた。結果、世界でも通用する技術が環境面でも発揮するようになった。日本もそれまでは「たれ流し」であった。今の中国はそのような状況である。  中国も同じ道をなぞっているのである。だからずっとこの2.5PMは黄砂同様、日本に流れていたはずだ。あまりにも唐突だ、マスメディアの扱いは・・・。こういうとき、何か日本国民の関心を逸らす大きな役割を果たす。それも日本が科学的に決めた値をアメリカの基準にも変えて・・・。同じようなことが、フクシマの放射能汚染の基準値にもうかがえる。それよりもフクシマの危険な状況が吹き飛んでいる。まさにこれが肝腎なのだ。
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