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石のつぶやき618 51万ベクレルの魚、1キロ喰えば、7.7ミリシーベルト [平成阿房伝]

2月28日(木)13 共同通信


アイナメに基準5千倍超セシウム 福島第1原発
 東京電力は28日、福島第1原発の港湾内でとったアイナメから、魚類では過去最大値となる1キログラム当たり51万ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。国が定める一般食品の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)の5100倍に相当する。このアイナメを1キログラム食べた場合の内部被ばく線量は約7・7ミリシーベルトと推定される。福島県沖ではミズダコなどの試験操業を除いて漁を自粛している。


ふたこと: 国の規制値(100ベクレル)の5100倍に相当し、原発事故後、魚介類で最も高い値。これまでの最高値は、昨年12月20日に同じ港湾内でとれたムラソイの25万4000ベクレルだった(2月28日読売新聞)。この11日で2年が経過するフクシマ第一原発事故、今まで発表してこなかったデータが、山とあるのだろう。これは2月17日に捕獲したものだという。時間が経過すれば放射能の濃度は低くなっていくのが自然。一時的に放出されたものであれば、薄まっていく。そうでないとすれば濃度の高い放射能を含んだものが流れているということになる。原発から漏れている。原発周辺の海水は測定されていない。魚を捕獲しているのであれば海水の放射能値は当然測定しているはずである。魚は発表して海水はしない。あまりにもちぐはぐであろう。データが隠蔽され本当のことが分からない、マスメディアは東電の情報をたれ流すだけで、真実を求めようという気概もないらしい。朝日は「プロメテウスの罠」でこと足りとしている。 フクシマ第一原発が一体全体どのような情況にあるのかも分からない状態で、安全と確認された原発は再稼働していくとアメリカの言いなり、原子力村の意志を安倍自公政権は貫こうとしている。ヒロシマ、ナガサキの原爆で日本人はモルモットにされた。その悲しみも反芻せぬまま、フクシマを忘却の彼方に押しやろうとしている。過去を検証できない無責任な統治機構の極みである。「未来志向」だと? 過去にしっかり目を向けないものに未来はない。
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