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石のつぶやき624 がれき処理に手を挙げただけで復興予算が堺の焼却施設に86億円 [平成阿房伝]

3月9日(土)13   [westセレクト]


えっ!? がれき処理「検討」だけで復興予算約86億円 堺市

4月1日から供用が始まる「堺市クリーンセンター臨海工場」。建設費の一部が復興予算として交付される=堺市堺区

 東日本大震災で発生したがれきを受け入れない堺市が、復興予算約86億円をごみ処理施設の新設費などとして受け取ることが9日、分かった。がれきの処理に困った環境省が、受け入れを検討しただけの自治体にも復興予算の交付を決めたためだ小さな自治体の年間予算にも匹敵する巨額の資金だけに、「本当にもらっていいのか」と疑問の声も上がっている

 堺市によると、同市堺区の大阪湾の臨海部に建設総額約182億円のごみ処理施設を整備中で、今年4月に供用開始を予定している。

 市は昨年1月、この施設の建設事業費と老朽化している東区のごみ処理施設の改修事業費のうち、約86億円分を平成24年度の国の交付金対象事業と位置付けた。国の交付率に基づき約40億円を要望し、残る約46億円分を地元で負担する予定だった。

 しかし国は同4月、「堺市はがれき処理を検討している」として、市が求めていた通常枠の交付金ではなく、新たに設けた復旧・復興枠などでの措置を市に打診。約40億円に加え、地元負担の約46億円分も復興予算で交付する枠組みを示した

堺市、内部で紛糾「義援金に回せ」「ありがたく頂戴…」

 市はがれき受け入れを決定していなかったが、国が「検討レベルでも交付条件に当てはまり、結果的に受け入れることができなかった場合でも返還を求めない」としたため、交付を申請。同6月にがれきの全体量が判明し市が受け入れなくても対応できることになったが、手続きは進行。同10月に交付が決まった。
 開会中の定例市議会で市議からは「一部を被災地への義援金とするべきでは」「道義的におかしい」と異論が浮上したが、竹山修身市長は「財源の確保は首長の責務。ありがたくいただきたい」と答弁した。

 がれき処理を検討しただけで同様に復興予算を受け取る自治体は堺市のほか、約36億円が交付された埼玉県川口市など6市町3組合ある。堺市の約86億円は突出して高い。

環境省の担当者は「(復興予算は)広域処理を促進させるための起爆剤として計上した予算。がれき処理の検討を促すだけでも十分効果があり、問題はない」としており、返還要請は検討していないという。

ふたこと:野田は自公と謀議をはかって、民主党のマニフェストにないことを、消費税増税はしないという公約を、無惨にも破ってしまった。その根拠たるや、800兆円にも及ぶ赤字国債を削減するという喫緊の課題に対してのものであったはずだ。無駄に使える税金はないということだ。税金の使い道は精査されて、無駄はない。それは当然のことと国民は理解している。ところが東北大震災の復興増税が決まった途端、整備新幹線、高速道路の予算を満額回答している。この逃げ道は、新幹線はJR,高速道路はNexcoという国から民間になった企業がやることと嘯いた。しかしその付けは国民に直接跳ね返ってくるのである。それと同時にこのようなあり得ない税金の使われ方がされていたのである。震災と関係のない、ゴミ焼却場の建設に100%の補助金を出していた。手を挙げただけで、こんなおいしいことがあるのだ。これもどこかで聞いた話だ。原子力発電環境整備機構: NUMOだ。核燃料の最終処分場に手を挙げれば、金を出すという。同じ発想だ。このように血税が湯水の如く使われていく。財政赤字は膨らんでいくのは、当然の姿である。この醜い姿、亡者を隠しながら、おのれの利益だけに終始してきたのが、明治以来の日本の官僚なのである。アメリカが主人となればその主人のために従順にはたらく。何の疑問も持たずに・・・。結果、日本の民は塗炭の苦しみに這いずり回る。あわれ、あわれ。しかし日本の民は、あめりかのくぐつに騙され続けるほど余裕があるのだろうか。悲しい破綻が、にこやかに口を開けて待っている。
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