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狂牛病(BSE)情報1069 息子の死はサッチャーの規制緩和 [平成阿房伝]

4月20日(日)13  The Argus

4月16日(木)13 Newsより


      息子の死はマーガレットサッチャーの責任

 狂牛病で死んだ32歳の男性の両親は、息子の死はマーガレットサッチャーのせいだと非難する。

 ピーターとイヴ バックランド夫妻は今月のはじめ死んだ元首相に息子がヒトの狂牛病である変異型クロイツフェルトヤコブ病(vCJD)で死亡した責任があるという。

 技術者であったバックランド氏は、2006年5月にMartletsホスピスで亡くなった

 検死の結果、1997年9月の輸血でvCJDに感染したことが分かった。

感染した牛から汚染されたものを餌として食べれば、狂牛病を発生する。

 Worthinngのピーターバックランド氏はいう。サッチャー首相の決断、「価格は市場の原理に任せる」の結果、食品安全基準にとんでもないことが起こり、と畜業は飼料業者の圧力に曝された、と。

彼女は利益が全てで、生きながらえるのにコストを削る競争にイギリスのと畜業者は余儀なくされたともいう。

 首相が彼にしたこと、そしてこの病気の全ての犠牲者にしたことを許すことはできない。

 「彼女が息子を殺したと思っている

 バックランド氏は未発表であるが本を記述している、「ウエストミンスターの魔女」というタイトルの。


ひとこと:価格競争だけになれば、当然安全性は無視される。肉骨粉という安易、安価な飼料が蔓延る結果となった。家畜業界にとっては最良のリサイクルである。消費者にとって最悪の結果であった。その反省は生かされているのだろうか?安心安全な食品が本当に流通しているのだろうか。日本では放射能汚染の問題も抱える。内部被曝を避けるためには、放射能に汚染されていない食品を選ばなければならない。しかしこの問題は不可能に近い。TPPはさらに食の安全を危機に曝すことになる。
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