SSブログ

狂牛病(BSE)情報1072 トレーサビリティの重要性、米にない [平成阿房伝]

5月3日(金)13    The Telegraph



     食品業界は、Electra Private Equityの動きに困惑 Electra Private Equity、牛の耳のタグ(トレーサビリティ)ビジネスをAllfexに2億5,500ポンドで売却

 馬肉偽装やまた別の「狂牛病」の発生でロンドンに本部がある投資会社Electra Private Equityが、家畜標識企業Allflexが8億3,400万ポンドで売却されて注目を集めている。

 Electra Private Equityは2億5,500ポンドを受け取ることになる。Allflexに投資した金額の15倍になる。Electra PartnersはElectra Private Equityなどの投資会社で、6億3千50万ドルの資金がある。

 Allflexの投資会社は別の投資会社BC Partonersを売って利益を得る。

 Ellctraの持ち株主会社のうち、Allflexは牛のプラスチックの耳タグでは世界一を誇る企業に成長した。この動きは1990年代の牛スポンジ状脳症の発生が元になっていた。

 世界規模に広がる市場での家畜の経歴が分かることの重要性は、あらゆるスーパーマーケットで発見された馬のDNAが追跡されてそのことが証明されている。動物のトレーサビリティと家畜に対する規制は、口蹄疫の発症で強化されている。

ひとこと:家畜のトレーサビリティは、あらゆる家畜の病気を把握するための決め手となる。ところがトレーサビリティが確立していない国がある。一番必要な国、アメリカである。家畜業界の反対にあって、自主的にされているだけだ。アメリカで家畜の安全を把握できるトレーサビリティがなされていないことは、もっとも危険な家畜を飼育していることになる。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。