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狂牛病(BSE)情報1074  コロンビアで初のヒト狂牛病   [平成阿房伝]

5月22日(水)13   Before It's News


狂牛・クロイツフェルトヤコブ病(vCJD)・コロンビア

 Caliの病院に入院している61歳の女性がコロンビアで最初の狂牛病(vCJD)とされた。コロンビアの研究所で行われた検査で分かった。女性の妹は、「彼女にされた検査結果は狂牛病であった。最初に検査した研究者は、コロンビアで初めてのヒトの狂牛病であると言い、牛肉や牛乳から感染した可能性がある。」という。
 
しかしColprensaに要請を受けた厚生省の情報では、今回の事例の存在を除外して「懸念事項にすべきでない」としているという。にもかかわらず、このことは「再調査され」、この件に関する「公式見解」は5月20日の午後発表される。これまでValle del Caucaにある彼女が入院している診療所は彼女の症状について何も言っていない。

 正式な名称は「変異型クロイツフェルトヤコブ病(vCJD)」である狂牛病はどのようにして感染したかについては、確認されてはいない。しかし現在の調査結果から(病気を起こすプリオン)で汚染された牛肉を食べてか、輸血を通じて感染することは分かっている。患者の妹は、彼女はヨ-ロッパに行ったことはないのに感染した。コロンビアで食べたもので感染したことになる

 「昏睡状態であるので彼女は話すことはできない、でもヨーロッパには行っていない。しかし1年前にエクアドルに行っている」と妹は言う。彼女は姉は強烈な痛みを伴う足の筋肉の痙攣を示し、目が見えなくなり、バランスがとれなくなった。加えておう吐、意識障害、立ちくらみの症状が出て救急車で運ばれた。コロンビアでは彼女は健康であると聞いていた。ボゴタやメデリンでの全ての検査は陰性であった。さらに確かめるのにアメリカに検査を依頼することにした。その結果が、彼女が「狂牛病」であるということだった。ヒトの狂牛病は、イギリス、ポルトガル、アイルランド、それにフランスで報告されている。偶然に発症するヒトの狂牛病も他のヨーロッパの国で報告されている。その患者は神経組織への損傷で死亡している。


ひとこと:ブラジルで発生したヒトの狂牛病は1年以上隠蔽され、ばれたはばれたで非定型だと主張する。ヒトの狂牛病の発生を認めたくないのが、それぞれの国の実情である。日本も1人しかいない。どこの国もヒトの狂牛病(vCJD)を認めたくないのである。アメリカで何例もヒトの狂牛病の疑いがあった。国立プリオン研究所にサンプルが送られたあと、結果は報告されない。このケースは外国ゆえ、結果がもたらされた。つまり正真正銘のヒトの狂牛病である。
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