狂牛病（ＢＳＥ）情報１０７７ カナダで４人、ヒトの狂牛病！？

６月１５日（土）１３ BY ZOE MCKNIGHT,VANCOUVER SUN


Frayser Valleyのクロイツフェルト－ヤコブ病は狂牛病との関わりはないと当局発表。 　 　　この病気は牛海綿状脳症に関係することもある


フレイザー保健局は、クロイツフェルトヤコブ病の疑いのある３人の患者は汚染された牛肉を食べて病気になったのはないと、狂牛病の恐怖を払拭しょうとしている。

　１人は既に死亡した。残りの二人はむしろ狂牛病として知られている牛海綿状脳症に関与する神経疾患で入院中、重篤である。

　病院のスタッフが金曜日情報を漏らして狂牛病の懸念が広がったとフレイザー保健局のPaul Van Buynder医師は言う。

「実際重要なことは、よくある（クラシック）クロイツフェルトヤコブ病であると考えている。原因の分からない時々発病する病気である」と言う。

「 みんなが恐れている狂牛病や食品に関係した変異型のクロイツフェルトヤコブ病ではない」と。

　ここ１２ヶ月で６件を調査中であると当局は発表。２例は同時期に同じ病院で。この地方では１年間に６件の発病例がある。医師たちは最近亡くなった患者の脳のサンプルを検視して１例を確認することができた。　他の疑いのある二人の患者は入院中で重症とVan Buynder医師は言う。

しかしＭＲＩ、ＥＣＧスキャンや血液検査で他の３人はクロイツフェルトヤコブ病ではないと結論した。しかし死亡後の脳検査で１００％の結果が得られると医師は言う。

　厚生省によるとカナダでほとんど狂牛病と関係しないクロイツフェルトヤコブ病が年間３０から５０件発生していると地方保健局のPerry Kendall医師は言う。

　わずか二人のヒトの狂牛病がカナダで確認されている。２００２年と２０１１年である。カナダ産の牛肉をどちらも食べて発症したのではない。

　「汚染された牛肉を食べれば、ヒトの狂牛病になるだろう」とKendall医師は言う。

　「たいていのものはよくある（クラシック）タイプや自然に発生するタイプのＣＪＤである。そのうちの９割が何故病気に罹るのかは不明である。」という。
以下略

ひとこと：当局はヒトの狂牛病を否定する。クロイツフェルトヤコブ病（ＣＪＤ）は狂牛病由来のものでしかないはずなのに「classic」や「sporadic」という原因不明のＣＪＤを持ち出す。まやかしの世界である。

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