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石のつぶやき705 死刑執行人となった、首相になれなかった男 [平成阿房伝]

9月12日(木)13   毎日新聞


<死刑執行>谷垣法相が会見「慎重な検討の上で命令」


 横浜・中華料理店主殺害事件や東京メトロ渋谷駅員銃撃事件で死刑が確定していた熊谷徳久死刑囚(73)=東京拘置所=の死刑執行について、午前11時から法務省内で記者会見に臨んだ谷垣法相は、「誠に身勝手な理由で尊い命を奪った残忍な事件。被害者や遺族の無念はこの上ない」と述べた上で、「裁判所が十分に審理して死刑が確定した。(自身も)慎重な検討を加えた上で執行を命令した」と話した。【山下俊輔】


ふたこと:死刑が当たり前のように行われる国。死刑制度を根本から考え直すという声はあまりにも小さい。被害者の声を反映しているとしてなべて肯定的である。今の法律の流れは、刑を厳罰化する方向になっている。そうなれば国家機密漏洩法などは厳しい量刑となる。言論が圧迫される流れになっている。言論の自由、思想信条の自由などが明らかに制限される世の中に向かっている。それは憲法改正と連動している。こんなはずではなかったと悔やむ前に、死刑制度を含めて日本の国家の形を真摯に考える秋である。
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