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狂牛病(BSE)情報1099 独で10歳の乳牛、狂牛病 [平成阿房伝]

1月17日(金)14   Katharina Schwan The Disease Daily


ドイツの肉用乳牛に「狂牛病」発生

 2007年以来初めての非定型の牛スポンジ状脳症(BSE)がブランデンブルグ州の乳牛に見つかった。ブランデンブルグ州保健相はこの牛は病気の症状はなく食肉用に屠畜された。10歳以上の牛のためBSE検査の対象とされ、テストの結果が陽性ということが判明と発表。
 『「非定型」というのはたまに発生する、そして自然に発生するまた年いった牛だけに発生する一般的なBSEとは違う』と獣医Klaus Reimerは説明する。2012年同じような非定型のBSEのケースがカリフォルニアの乳牛に見つかったと報告されている。

 畜殺された牛は、適切な方法で廃棄され、畜殺場は汚染されていない。だが動物から動物に感染するBSEとは違い、感染した牛がどこから来たのか、家畜を現在遮断して疫学的な調査を行っているという。

 ヒトへのBSEの感染のリスクを避けるためにドイツでは、畜殺した牛肉を扱うには厳格な規則がある。食用に該当しない牛の副産物、例えば腸、頭蓋骨、脊椎は取り除かれ適切な方法で廃棄される。8歳以上の全ての肉用乳牛はBSEの牛を取り除くBSE「簡易検査」を受ける。「これらの保護対策で、消費者に健康被害は存在しない」とドイツ農務省のスポークスパーソンは表明。
以下略


ひとこと:ドイツでは2009年まで毎年狂牛病が発生している。2009年に2頭であるから、ブランデンブルグ州だけの話だ、7年ぶりというのは。2010年から2013年までの狂牛病発生数は、フランスで5,3,1,0、ポルトガルで6,5,2,-、イギリスで11,7,3,2ということで、いまだに発生し続けている。非定型のBSEだ、牛肉を食べて、牛骨粉を飼料として発生したのではない。牛の肉が原因ではないことを強調する。しかし非定型であろうと狂牛病は、狂牛病。だから感染する、ヒトにも牛にも。  
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