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石のつぶやき751 この企業は下請けの命を何だと思っている [平成阿房伝]

1月16日(木)14 朝日新聞


       5人死亡事故の工場で再び爆発 三菱マテリアル



 16日午後3時15分ごろ、三菱マテリアル四日市工場(三重県四日市市)で、5人が死亡した爆発事故の原因を調べるため、三重県警の捜査員らの立ち会いのもと、同社社員が検証に向けて作業をしていたところ突然爆発が起きた。高さ約1メートルの炎が上がり、周囲には一時煙が充満した。けが人はなかった。

 この日は、9日に爆発事故が起きた熱交換器の周辺機器から、残っている化学物質の採取をしていた。作業は耐火服やヘルメットを装着した社員数人が担当。県警捜査員や四日市市消防本部、労働基準監督署の職員ら計約20人が取り囲むようにして進められていた。

 爆発は、熱交換器につながるバルブから不純物を採取中に起きた。突然、バルブ付近から「ポン」という鈍い爆発音が響き、高さ約1メートルの赤い炎が立ち上った。直後に茶色の煙が舞い上がり、煙はすぐに白色に変わり、4、5秒間、辺りに立ちこめた。作業していた社員らは爆風から逃れた後、バルブに透明なシートのようなものを巻き付けて再爆発を防いだ。
 同社幹部によると、採取した不純物の中にあったとみられる危険物の「トリクロロシラン」が、何らかの原因で爆発した可能性があるという。この幹部は「万が一のため、発火も想定して準備をしていたが……」と疲れた表情で話した。(畑宗太郎、坂本進)


ふたこと:熱交換器を設置してから一度も洗浄してないという。8年は経過したという。熱交換器のパイプは詰まっていくというのが常識だ。機能の低下を及ぼすのだ。それで何もしていない、これは人災である。水素が発生するということであればなおさらである。命が関わるという根本的な意識が欠落している。相変わらず日本人の命は安い。その元になる発想は1銭5厘である。又爆発とはあまりにもお粗末である。それを批判しないマスメディアも同根である。
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