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石のつぶやき755 安倍政権は喧嘩を売っている [平成阿房伝]

1月28日(火)14 朝日新聞


「尖閣・竹島は領土」明記 4月の教科書検定から適用



 文部科学省は28日、中学・高校向けの学習指導要領の解説に、尖閣諸島と竹島を「わが国固有の領土」と明記する改定をし、発表した。4月に始まる中学向けの教科書検定から適用され、中学は2016年度、高校は17年度に使用が始まる教科書に反映される。
 下村博文文科相が同日の記者会見で明らかにし、「グローバル人材を育成する中で、自国の領土について正しく教えるのは重要」と説明。「近隣国と友好関係を保つこととは別次元の問題で、中韓両国には丁寧に説明する」とも述べた。しかし、竹島(韓国名・独島)の領有権を主張する韓国政府は、すでに改定の撤回を求めている。

 学習指導要領の解説は、学校での指導や教科書編集の指針となるもので、文科省が指導要領に基づき編集している。今回の改定では、中学社会の地理と公民、高校公民で、北方領土と竹島、尖閣について「わが国固有の領土」と明記。北方領土と竹島は、それぞれ「ロシアと韓国に不法占拠されている」などと表記し、尖閣については「領有権問題は存在しないことを理解させる」とした中学の歴史と高校の日本史では、竹島と尖閣について「我が国が国際法上正当な根拠に基づき、領土に編入した経緯も取り上げる」としている。
 従来は、尖閣について記述がなく、竹島も高校では記述がなかった。下村氏は、指導要領についても同様の改訂が望ましいとの考えを示した。  (岡雄一郎


ふたこと:記述を変更することは、強い意志のあらわれである。何も記述していないことに相手があって、その立場と違うことをおのれの恣意でいきなり記述するということで、相手の立場を認めないということだ。つまり簡単に言えば、喧嘩を売っているのだ。個人なら喧嘩で済むが、国という単位であれば戦争ということになる。国家の役割は、その国に住む個々人を幸せにするというのが本来の姿だ。そうでない選択をする安倍政権は、狂気の沙汰である。まえの戦争で300万人もの命が奪われた。命あっての物種、それを否定するような安倍政権には、はっきり「否」と宣言しよう。日中国交回復にあたって、中国は領土問題を棚上げした。それは戦争の元になるからだ。賢い選択をしていたのだ。もし領土問題を本当に解決するならば、痛み分けとなろう。それが高圧的であればあるほど、当の相手は反発する。昔のアジア征服者を夢見る安倍政権であるからこそ、上から目線で相手をバカにする。これではもう戦争気分だ。
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