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石のつぶやき783 野中元自民党幹事長の怨念、安倍には届かない [平成阿房伝]

7月7日(月)14 朝日新聞デジタル版


   閣議決定は「暴挙」、野中広務氏が批判 集団的自衛権


 元自民党幹事長の野中広務氏(88)が6日、名古屋市内で講演し、安倍内閣が集団的自衛権の行使を認めるため、憲法解釈を変える閣議決定をしたことについて、「暴挙」と痛烈に批判した。

 野中氏は、朝鮮戦争で南北に分断された鉄道の連結などに協力してきたNPO法人「三千里鉄道」(愛知県豊橋市)が開いた集会で、「東北アジアの平和に向けた日本の課題」と題して講演。「私どもが、あの戦争から69年たった今日を平和で迎えることができたのは、憲法があり、9条があったからだ。解釈を変更しただけで、再び戦争への道を歩むというのは暴挙だ」と批判し、「憲法9条の死守」を訴えた。
 また、野中氏は「従軍慰安婦」や尖閣諸島問題などで悪化した日韓、日中関係についても言及。「政治家は、植民地化が朝鮮半島に残した爪痕や、戦争が中国に残した傷痕を謙虚に反省して、やっていかなければならない」と指摘した。

 そのうえで「近隣諸国と対立したままで、いくら平和を叫んでも、それは空念仏だ。東アジアの友好親善のため、みなさんの力を賜りたい」と話した。
 野中氏は1998年の小渕恵三首相と金大中(キムデジュン)・韓国大統領による首脳会談で、日韓パートナーシップをうたった共同宣言を発表した際の官房長官だった。
 集会には、金大統領の側近で野中氏とも親交があった林東源(イムドンウォン)・元韓国統一相らも参加。林氏は講演で「日中韓は地理的にも歴史的にも親しく交わるしかない間柄。すみやかに関係改善を目指すべきだ」と述べた。


ふたこと:88歳の野中元自民党幹事長が安倍政権に苦言、批判せざるを得ない政治状況に日本のかつてない悲しみがある。不幸である。戦争に突っ走る安倍政権は聞く耳を持たない。官僚はやっと自らの意思が安倍と共鳴した。安倍は隷のごとく官僚の意のままになった。官僚の70年近くにわたる怨念と安倍の明治回帰の美しい日本が恐ろしく共鳴共振したのだ。これほど不幸なことは日本人民には未だかつて経験したことがない。  安倍政権は日本国民は隷(しもべ)となり、意のままにならざる状況が作られた。秘密保護法案しかり、外堀はすべからく埋められた。反撃しようとしてもそれができない状況を築いた。官僚の悪知恵もここを先途としたもので、対抗するすべは国の民には無い。  一つ唯一の希望があるとすれば、滋賀県知事の選挙結果であろう。それが今後の試金石となり、安倍の横暴を食い止める一里塚となろう。悲しいけれど、まずそれに期待しよう。
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