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狂牛病(BSE)情報1124 米 ユタ州で「鉄の女」CJDで死す [平成阿房伝]

1月17日(土)15    Kurt Hansen  Daily Herald


訃報: 「ユタ州の鉄の女」ロックハート、クロイツフェルトヤコブ病で逝く


ソールトレイクシティ―ユタ州下院議院前議長のベッキイ・ロックハート(Becky Lockhart)は、上院議員Curtis Brambleによるとクロイツフェルトヤコブ病(CJD)で土曜日、自宅にて亡くなった。

 「治療もなく、回復の見込みもなかった。緩和ケアしかなかった。」とユタ大学神経科のJennifer Majersikはいう。

 CJDはそれほど多くなく、100万人に一人の割合で発症する。そのうちおよそ15パーセントが遺伝的なもので、80パーセントが自然に発生するものであるとMajrsikはいう。彼女の見解によるとLockhard家にはCJDの履歴はなく、彼女の場合はよくある自然的に発生したものであると確信している。

 彼らは「狂牛病」に関係したものではないと思っている。   

 Majersikによると、牛や他の動物の神経組織が含まれた肉を食べて罹る「狂牛病」と変異型CJDやvCJDはよく間違えられる。だがユタ州でvCJDは一件も報告されていない。アメリカ全土で4件だけであるとユタ州厚生局はプレスリリースしている

 Lockhartは2ヶ月の闘病生活を経て土曜日の朝亡くなった

 死因についての最終的な判断は、脳組織の生検の結果次第発表されると医者は言う。しかし医者は彼女の病気の原因については疑義はないとしている。

 「急変する病状はわずかではあるが存在する」とMajersikはいう。

 国立神経疾患・脳卒中研究所によれば、「世界中で1年間、100万人に一人の割合でこの病気に罹る。米国では毎年300人である。CJDは通常年老いてから現れるもので、症状が出れば急変することが多い。発症は60歳頃起きる。そしてその90%は1年以内に死ぬ。初期症状は記憶の喪失、行動の変化、運動障害や視覚障害をきたす。症状が進むと 精神荒廃は著しい無意識の動きとなり、失明し、四肢の脆弱をきたしたりする。そして昏睡となる。」

 Brambleは、ユタ州は目の行き届いた政治家を失ったと嘆く。任期の最後の2ヶ月になってもLockhartはユタ州議会で懸命に働いていたともいう。

 「彼女はユタ州の鉄の女である」という。「彼女を個人的にも近い友であり、仲間でユタ議会に情熱をかけた人として記憶する」という。

 Lockhartの症状は内耳炎としてはじめに現れた。その治療を受けた。しかしその後彼女の症状は複雑に進み、バランスが取れなくなり、ときには摂食障害や話すことが困難になった。

 「それからは診断通りに進んだ」とMajersikはいう。

 CJDの症状は4,5ヶ月をかけて進む。Lockhartの時間枠はわずか2ヶ月と半月であった
以下略
 
ひとこと:彼女は1968年生まれ、2015年に死んだから47歳ぐらい。年齢と発症してから死ぬまでが非常に短い。それから考えればヒトの狂牛病(vCJD)と診断されてもおかしくない。
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