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狂牛病(BSE)情報1130 日本 牛肉骨粉、養殖魚に [平成阿房伝]

3月31日(火)15   朝日新聞朝刊


牛肉骨粉、養殖魚エサに解禁 農水省「安全上問題ない」




 牛海綿状脳症(BSE)を拡大させた原因物質として、エサに使うことが禁止されている牛肉骨粉について、養殖魚のエサに限って4月1日から使用が解禁される。農林水産省が飼料安全法の省令を今月26日に改正した。同省は「安全上問題はない」と話す。

 養殖魚への使用について農水省は昨年9月、内閣府の食品安全委員会に意見を求めた同委員会は「リスクは無視できるほどで問題ない」という評価を10月に出した欧州の研究者による魚を使った実験で、BSEの病原体が魚を通じて人などに広まるのは「非常に困難」との結果となった論文(2006年)などが根拠だ。
 米国、カナダ、豪州は養殖魚のエサに牛肉骨粉の使用を認めている欧州連合(EU)は禁止している

 養殖魚のエサの原料の魚粉(主に南米産)は10年前からじりじりと高騰している。牛肉骨粉を混ぜることでコスト削減ができるとの意見が養殖・飼料業界から出ていた。(編集委員小山田研慈)


ひとこと:アメリカではサケの養殖に使われていて、BSEのサケが発生するのではとの危惧がある。EUが禁止している。ノルウエーで魚粉を牛の飼料にしている。そして狂牛病が発生した。EUがノルウエーのBSE発生の危惧を示していた。米国では家禽類に牛肉骨粉を飼料として認めている。そして鳥の羽毛や残骸を牛の飼料にすることも認めている。豚や養殖魚の狂牛病検査はしていない。
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