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石のつぶやき1003 再確認 安倍の戦争法案は、違憲 [平成阿房伝]

7月13日(月)21時46分配信 毎日新聞


<安保法案>緊急会見で「暴論」「三重の侮辱」「野蛮な国」



 ◇「国民安保法制懇」主要メンバー 廃案求める声明発表

 安全保障関連法案が15日にも衆院の委員会で採決される。これを受けて元政府高官や憲法学者らでつくる「国民安保法制懇」のメンバーが13日、東京都内で記者会見し、法案の廃案を求める声明を発表した。この団体は安倍晋三首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)に対抗し、昨年5月に結成された。
【会見の詳報】

 会場には記者が多数詰めかけ、予備のいすが運び込まれた。壇上には政府の要職を務めた有識者や高い識見で知られる学者ら7人が並んだ。みな落ち着いた口調ながら、政府・与党の主張を「今や憲法論とは異次元の情けない状況」と批判したり、高村正彦・自民党副総裁の名前を挙げて「暴論中の暴論」と断じたりと、現状へのいらだちや怒りをのぞかせた。7人の発言を紹介する(発言順)。

 大森政輔・元内閣法制局長官 固有の権利として憲法9条が認めている個別的自衛権と違い、集団的自衛権は「他衛権」で本質的に違う米軍駐留の合憲性を述べた砂川判決を集団的自衛権の根拠として持ち出すのは暴論中の暴論だ。

 樋口陽一・東京大名誉教授 安保関連法案は「三重の侮辱」だ。内閣法制局が苦心して築いてきた政府見解を覆したのは国会審議への侮辱砂川判決を持ち出すのは判例への侮辱首相のポツダム宣言への理解のなさは歴史への侮辱だ。

 長谷部恭男・早稲田大教授 安保法案が違憲だという点については決着している。何かそこに論争があるかのような話があったが、そんなことはない。廃案にされてしかるべきものだ。

 小林節・慶応大名誉教授 国会内外の論戦で安倍政権が一つも答えられる内容を持っていないことが明らかになった。この怒りを忘れないでほしい。私も語り続けていく。

 柳沢協二・元内閣官房副長官補 当初国民に反対された自衛隊やPKO(国連平和維持活動)が今日支持されているのは、一人も殺していないから今回の法案は海外で殺し殺される任務を与えるもので、強行採決しても支持が戻ると考えるのは大間違いだ。

 伊勢崎賢治・東京外語大教授 多国籍軍に加われば、自衛隊は一発も撃たなくても連帯責任を負うことになる。憲法に反する。絶対廃案にすべきだ

 伊藤真弁護士 国民は法案を憲法違反と理解している。日本は法治国家ではなく力で物事を押し通す野蛮な国になろうとしている。【日下部聡、三股智子、石戸諭】


ふたこと:この法案は何が何でも押し通すという、アメリカとの約束を最優先にした日本の民不在の、日本の民を不幸にする安倍独善の結果である。だから国会の議論もなく安倍の独壇場でしか過ぎなかった。その場しのぎで時間さえ過ぎればよいという、国会のルールも無視した不毛な言葉の言いっ放しであった。安倍の戦争法案は違憲であることを追確認しただけである。それでも委員会で強行採決した。この日、7月15日をしっかりと脳裏に刻んでおきたい。
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