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石のつぶやき1011 無視して川内原発再稼働 [平成阿房伝]

8月11日(火)10時37分配信 時事通信


川内1号機が再稼働=新規制基準で初―「原発ゼロ」終わる・九電


 九州電力は11日午前、川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉を起動し、再稼働させた
 2011年3月の東京電力福島第1原発事故を受け、原子力規制委員会が策定した新規制基準に基づく原発の稼働は初めて。14日にタービンと接続して発電・送電を始め、徐々に出力を上げて問題がなければ9月上旬にも営業運転に移る。
 国内で原発が運転されるのは、13年9月に関西電力大飯原発(福井県おおい町)が停止して以来で、「原発ゼロ」は1年11カ月で終わった。1号機の運転は11年5月に定期検査で停止して以来、4年3カ月ぶり。
 九電は11日午前10時半、核分裂反応を抑える制御棒の引き抜きを始め、原子炉を起動。12時間半後の午後11時ごろ、核分裂が連鎖的に生じる臨界に達する。
 規制委事務局の原子力規制庁は、地元事務所の検査官4人に加え、応援を派遣した。約10人態勢で起動操作を監視。九電は中央制御室に通常通り運転員12人を配置した。発電所長やメーカー社員らも集まった。
 規制委は昨年9月、川内1、2号機が「新基準を満たす」と判断。今年3月から1号機の設備を現地で確認する使用前検査を始めた。九電は7月7日から核燃料を原子炉に入れ、再稼働に向けた作業を続けた。今月7日には冷却水ポンプの振動を測る計器に異常が見つかり、部品を交換した。
 九電は13年7月の新基準施行と同時に川内1、2号機の審査を申請した。規制委は想定する地震の揺れ(基準地震動)を不十分と指摘。九電は申請時の540ガルから620ガルに引き上げたほか、想定する津波の高さも約1メートル引き上げた。
 一方、原発に影響を及ぼす恐れのある巨大噴火に関しては「運転期間中に起きる可能性は低い」と判断し、継続的な監視で足りるとした
 事故に備え住民の避難を準備する半径30キロ圏には9市町の約21万人が住み、各自治体は避難計画を策定した。バスの手配など避難の具体的手順が整備されつつあるが、住民からは実効性を疑問視する意見が出ている
 九電は川内2号機についても、10月中旬の再稼働を目標に準備を進めている。 
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ふたこと:アホな国である、日本国は。絶対安全であると公言していたものが、世界最悪の厄災をもたらした。4年5ヶ月たった今も、たれ一人として責任をとっていない。そしてきょう2015年8月11日九州電力川内原発1号機は再稼働した。世界一の安全基準とたわけたことを高々と宣言する安倍首相。やつもことがあっても責任をとる気はない。一義的には電力会社。ことが起これば政府で対応するという。おためごかしである。  再稼働の理由は、電力会社の安定的電力の供給であったはずだ。原発なしに電力は賄っている。何の支障もない。停電する、停電すると恫喝していたが、電力供給量に何の問題もない。次には電気使用量の高騰で恫喝してきた。電気料金は根拠なしに値上げされてきた。原発を再稼働しなければ料金は安くならないときたもんだ。現実は関西電力の786億円の上一四半期の赤字、川内原発を抱える九電は433億円の赤字。だから原発を再稼働するというかと思えば、また違う。ベースロード電源という訳のわからない言葉を持ち出して勝手に原発の比重は20%ぐらいが妥当だという。どこからそんな根拠があるのか、何も答えないまま川内原発は動き出した。結論ありきで、何の反省もない。付け足したようにこのままでは二酸化炭素の排出量は29%に達するという。原発の処理には何万年もかかり、恐ろしい金もかかるという現実は一顧だにされない。  もし仮に再稼働するのであれば、最低限のことは避難をきちんと出来るかである。ことが起こったとき、現実起こったのである、きちんと日本の民の命が守れるかということである。それが出来ていないのである。それで再稼働か、日本の民の命はやっぱり安い。国民の命と財産を護ると耳にたこができるほど声高に叫ぶ安倍の声は空虚そのものである。 2015年8月11日を心に刻んでおこう。
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cheese999

桜島(?)が大噴火して、電源喪失、道路寸断で住民逃げ遅れても、『想定外』の3文字で片づけてしまうのでしょうね。お見事!(^_0)ノ
by cheese999 (2015-08-12 08:07) 

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