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石のつぶやき1022 オキナワは我慢しろというのか [平成阿房伝]

12月3日(木)15  朝日新聞

「辺野古反対」、知事が出廷 沖縄負担偏在、訴え 代執行訴訟

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先とされる同県名護市辺野古の埋め立て承認を取り消したのは違法だとして、取り消しの撤回を求めて国が翁長雄志(おながたけし)知事を訴えた代執行訴訟の第1回口頭弁論が2日、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)で開かれた。翁長知事が出廷して意見陳述し、「沖縄、日本のログイン前の続き未来を切りひらく判断をお願いします」と述べた。


 ■国は埋め立て主張

 承認取り消しの是非をめぐって国と県が対立する中で異例の法廷闘争となった代執行訴訟は、埋め立て承認を取り消した翁長知事に対し、国が撤回を求めた訴訟。国が勝訴すれば、知事に代わって取り消しを撤回できる

 翁長氏は陳述で、沖縄戦後に強制的に土地が奪われて米軍基地が建設された経緯を説明。「問われているのは、埋め立ての承認取り消しの是非だけではない」と指摘。「日本に地方自治や民主主義は存在するのか。沖縄県にのみ負担を強いる日米安保体制は正常と言えるのか。国民すべてに問いかけたい」と訴えた。
 一方、原告の国は法務省の定塚誠訟務局長が出席し、「澄み切った法律論を議論すべきで、沖縄の基地のありようを議論すべきではない」などと主張。埋め立て承認などの行政処分は「例外的な場合を除いて取り消せない」とし、公共の福祉に照らして著しく不当である時に限って取り消せる、と述べた。

 国側はまた、取り消しによって普天間飛行場の危険性が取り除けなくなり、既に投じた473億円が無駄になると主張。さらに「いかなる攻撃に対して国民や領土を守るかということについて、知事が全国民に責任を持って審査することはできない」とも指摘した。

 県の代理人弁護士は「(埋め立て承認を国が知事に求めた根拠の)公有水面埋立法には、国防に関する事業を除外する規定はない」とし、知事が埋め立て承認を審査するのは当然だなどと訴えた。

 県側はまた、そもそも今回のケースで、国は代執行訴訟を起こせないと主張。地方自治法で、代執行手続きは他に解決手段がないときに行えるとされている点を重視翁長知事による承認取り消しの効力は、国によってすでに止められているので、提訴の要件を満たしていないと指摘した。

 裁判は来年1月8日、29日にも開かれる予定で、証人尋問を行うかどうかなどを決める見通しだ。

 (吉田拓史)

 一方、翁長知事の意見陳述には違う狙いがにじんだ。細かな法律論を超え、「なぜこれだけの米軍基地が沖縄にあり続けるのか」という根源的な問いを投げかけた

 司法の場に持ち込まれた両者の対立の背景にあるのは、「国対地方」の構図だ。国策を強硬に進めようとする政府に対し、地方の訴えはどこまで届くのか。全国どこでも抱えうる課題ともいえる。

 今後、県側は国を相手に別の訴訟を起こす。対立は泥沼的に長引く様相で、問題の複雑化や長期化は、当事者以外の関心を失わせる危険もはらむ。沖縄が陥りかねない不利な立場は、同じように国と対峙(たいじ)する局面に立った時、他の地域にも共通するものだ。

 「日本に地方自治や民主主義は存在するのか」。翁長氏の問いは、裁判官にだけ向けられているわけではない。

 (那覇総局長・松川敦志)



ふたこと:オキナワ普天間から辺野古移転は安倍政権が既定のことだと、アメリカの言いなりを沖縄を犠牲にして強行している。なりふり構わない、アメリカの奴隷になることを粛々と(?)かつ暴力的に遂行しようとしている。そこには知性の欠片も日本の民を護ろうとする姿は、何ら垣間見られない。主客転倒の異議申し立てを国家を代表する安倍が行うのだから、日本国でも国会で問わなければならないことをアメリカの議会で、戦争法案を期日を切って約束してその通りを押し通した。安倍のいうことは何でも通るのだ。またcop21でも途上国の二酸化炭素削減に1兆3,000万円も助成するという。日本には無駄な金はないのだ。アホの骨頂である。  万一予想外の判断が出ないよう、裁判官までも代えて万全の体制で安倍は臨んでいる。それじゃ、オキナワは勝てるはずもない。それが悲しい現実であろう。そこまでもしなくてはならない安倍自民党政権のまたしても密約が存在するのであろうか。オキナワに対する安倍の悲しいまでの差別、それがすべてである。オキナワは日本ではないのだということを宣言したのだ。  ではオキナワはどうすべきであろうか、と言う愚問に応える秋が来た。苦渋の選択か?日本に住んでいる民が負わなければならないことを、沖縄にだけ押しつける。米軍のでオスプレイの配備を佐賀に問うた。佐賀の民は当然反対した。で、無かったことにした。オキナワの民の望みは、辺野古に米軍基地の移転は要らないということにつきる。にもかかわらず、佐賀の反対を安倍は受け入れている、しかるにオキナワは・・・。差別以外、なにもない。
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