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石のつぶやき1028 動かす前から冷却水漏れか [平成阿房伝]

ふたこと:ありえん話である。素人のやっつけ仕事にすぎない。これが再稼働する関西電力の態度なのか、言葉を絶する。通常緩むことがあってはならないことだ。もっと他にも問題があったのだろう。一方的な発表は、何の検証もない。稼働する前に耐圧検査するのが常識である。それすらやらないで再稼働という既成事実をつくろうとして焦っている。動かしたものは簡単には止められないという恫喝のようなものである。川内原発では免震棟を作るという前提で規制委が検査をして安倍政権が再稼働の許可をしたのである。再稼働したら免震棟はつくらないと言い出した。その程度の認識なのだ。  関電はそれでも予定通り、26日には再稼働するという。原発史上、日本の原発は最悪の事故を起こしたにも関わらず他人事なのである。日本のマンションの手抜き工事を見ればわかるとおり、下請け構造の弊害はすべてに亘っている。例外はない。それを考えれば原発再稼働という選択肢はないはずである。残念なことだが、日本人は狂っているとしか言いようがない。
2月23日(火)16    朝日新聞朝刊


漏水原因、ボルトの緩み 高浜4号機、再稼働は想定通り26日



 関西電力は22日、高浜原発4号機(福井県高浜町、出力87万キロワット)の原子炉補助建屋で起きた汚染水漏れは、配管の弁のボルトが緩んでいたことが原因と発表した。同様の弁を点検し、同日夜、「起動試験」を始めた。起動試験は水漏れで予定より1日遅れたが、再稼働は当初の想定通り26日にも始める方針だ

 汚染水漏れは20日、原子炉につながっている1次冷却水の配管に水を通す試験で、原子炉補助建屋にある浄化設備の近くで見つかった。放射性物質を含む水が約34リットル漏れていた

 関電が調べた結果、浄化設備につながる配管に弁を取りつけている4本のボルトのうち、1本が緩んでいた。試験では原子炉を動かしているときよりも高い水圧をかけていたことも、水漏れにつながったとみている。ボルトの締めつけは工具を使った手作業で、規定通り作業したとの記録も残っていたが、狭い場所での作業のため、きちんと締めつけていなかった可能性があるという。

 高浜4号機には同じような弁が約80あり、22日にすべて点検して起動試験を始めた。8日間の試験中に、原子炉の核分裂を抑える制御棒の働きを確かめた後、26日にも制御棒を引き抜いて再稼働させる。1月29日に再稼働した高浜3号機についても同様の弁を点検した。3号機は今月26日にも営業運転に入る。

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