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石のつぶやき1053 参議院議員選挙は、消えてしまった [平成阿房伝]

7月8日(金)16


参議院議員選挙は、消えてしまった



 桝添が終わったら、今度は都知事候補の話題ばかり。桝添には頑張って欲しかった。何しろ自民党の推薦だからだ。ところがあっさり辞意を表明した。何か取引があったのだろう。小物か大物かどうでもいいことだ。彼が守銭奴というレッテルを貼りどこまでも貶めた。観る気も失せた、あまりにもひどい、マスメディアの総攻撃。もっと悪いやつを攻撃しない、安倍に忖度しているということが明々白々。それは検察も同じこと。全てが安倍へ安倍へと靡いている。演出は広告代理店か。

 マスメディアが最終の世論調査の結果を発表した。憲法改正派が三分の二以上を占める結果になったという。この結果がその通りになることが安倍の二回の選挙で証明された。結果が出ている、わざわざ足を運ぶこともなかろうということになる。特に若い層にはてきめんである。18歳に選挙権を「与えた」のは、そのことを見越しての計算ずくだ。悲しいね。日本では民主主義が育っていない、育ててこなかった自民党の努力の賜というべきだろう。

 世論調査の結果が出て、参議院選挙の報道がぴたりと止んだ気がした。念のため一昨日からNHKの七時のニュースを注視した。三日間とも参議院議員選挙の話はなかった。重大な日本の進路を決定するこの選挙の報道は無かった。NHKは、視聴料で成り立っている、視聴料を払っている人々に最大限のサービスをしなければならない。日本の進路が決まろうという秋、丁寧に報道するのがおまえの役目ではないのか。それがこの為体。視聴料は自民党から貰えよ。

 高知新聞は100人に「3分の2」の意味や存在、有権者はどの程度知っているのだろうかを問うた。高知市内で100人に聞くと、全く知らない人は5分の4に当たる83人、知る人17人という結果が出た。(引用)このことは、この選挙の結果が憲法改正になるということを分かっていないということだろう。恐るべし、自民党の世論操作。争点にしないことは、問題にしないと日本国民は思っているらしいという根拠がまたぞろ、“アベノミックス”という目眩まし。日本の国民は嘗められたものだよ。景気を前に持ってくればあほうは靡く、と思い上がる自民党。

 でも、このような結果になるのでしょうか。図らずもというのが英国。漱石も滞在した国。しかし残念ながら、日本国民は成熟していないと・・・。小僧のままアジアに戦争を仕掛けた日本帝国、水に落ちた犬を叩くがごときの状況では不本意な勝ち戦になってしまった。その錯覚がいまだに忘れられないアホがいる。どれだけ日本の民を殺すというのか。 

あなたは選挙に行きますか、それとも戦争に行きますか?
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